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sale 2012.2 [全 般]

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2月9日からパタゴニアのWinter saleが始まった。

webでちらりと対象製品を見たところ、スーパーアルパイン、スーパープルマ、トリオレットの復活トリオはセール対象外となったようだ。
トリオレットと並んで紹介されることの多いピオレットも対象外。

他方、同じゴアテックス採用製品でも、以前からあるプリモダウン、プリモ、インサレーテッドパウダーボウルあたりはセール対象となって3割引となっている。

人気商品のR2,R4も対象外。待っていた人には残念な結果となった。

ストームジャケットの黒Sサイズのような昔だったら定価でもなかな買えなかった製品が25000円前後で買えるのを見ると、ずいぶんとハードルの高さが変わったものだと思う。 

トレントシェルなどユニークなほどの安値になっており(ほとんど色がないが)、昔のイメージを快く思っているものとしては、いいのかな~と思う。


チャンスがあればセール中に店舗も覗いてみようかと思っている。















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ゴアテックス~2層構造、3層構造、2.5層構造の違い~ [全 般]

 プロシェル、パフォーマンスシェルの話はこちら


Fujisan b2.jpg

 飛行機から見た富士山 (6つ前の「約1年経過メモ」の写真と同じ時にアップにして撮影したもの。本文とは関係ありません。)



ゴアテックス製品には2層構造、3層構造、2.5層構造の3種類がある。

これは、ゴアテックスメンブレンに生地をどう貼り付けるかによる違いだ。

ゴアテックスメンブレンとはゴアテックス社が製造する、水蒸気は通すが水は通さない防水透湿性素材のことをいう。つまり、気化した汗を外部に逃し、雨水は内部に入れない素材ということである。このメンブレンを内側に用いた製品をゴアテックス製品と呼ぶ。 

3層構造は表、裏に生地を貼って一枚のシェルとする。裏地にも生地が貼られるのでメンブレンがしっかりと保護されることになり、いわゆる剥離が起こりにくく、丈夫になる。

2層構造は表の素材にゴアテックスメンブレンを貼り合わせただけで、裏には保護の生地は貼られていない。その代わりに直接肌に触れないように裏地にメッシュや保温材を施してあったりする。例えばピオレットにはメッシュが、プリモには保温材が施してある。3層構造に比べると剥離が起こりやすい。

2.5層構造は裏地のむき出しメンブレンにドット加工の保護が施されている。イーサージャケットはこのドットが裏地にそのまま見えていた。2.5層というので2層よりも保護度合いが強そうであるが、実際には2層構造のものにもメッシュ等が施して保護がなされているので、2.5層の方が弱いことが多いらしい。
但し、2.5層構造は裏地がないので軽量化を実現できる。

新型スーパーセルやアップドラフトはパックライトとのことであるから、イーサーと同じ2.5層構造と思っていたが、オンラインカタログをみると2層構造とされている。

スーパーセルやアップドラフトの裏地は一見すると3層構造のスーパープルマの裏地と変わらないのだが、実際には異なるので注意を要する。





























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「ストレッチ ~」の盛衰 [全 般]

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 初代「ストレッチ」製品のストレッチトリオレットジャケット。


 若い人は知らないと思うが、1990年ころに「ファジー家電」というのがはやった。「ファジー」とはあいまいな、などという意味であり、ファジー家電とは臨機応変にベストの方法で作業をしてくれる家電をさした。たとえばファジー洗濯機であれば、洗濯物の量、素材などから勝手に水の量とか、洗濯方法等を選択してくれるようなイメージだ。ファジー炊飯器などもあった。
 ファジー家電という言葉がなくなって久しいが、果たしてファジー家電が当たり前になったのでことさらにそう言わなくなったのか、それともファジーはよくないということで、とりやめになったのか、それがどちらなのかよく分からない。
 こういった趣旨の新聞コラムがしばらく前にあって興味深く読んだ。

 さて、一時期、パタゴニアでは多くの製品名の頭に「ストレッチ」という言葉がついていた。ところが、2011年秋製品では、少し前まで残っていたストレッチアセントジャケットも消滅し、ストレッチを冠した製品が絶滅した。パタゴニア製品はストレッチをやめたのか、それともストレッチではあるが、そのことをことさらに強調しなくなっただけか、どちらだろうか。

 ストレッチという言葉がはじめて用いられたパタゴニア製品は1998年製の「ストレッチトリオレットジャケット」だ。前年まで「トリオレットジャケット」という製品があったところ、新たに脇の下周りにストレッチパネルを用いたことから名づけられた。
その後、パタゴニアでは純粋な新製品にもこのワードを用いるようになった。たとえば、有名なストレッチエレメントは登場当初からこの名称であり、それ以前に「エレメントジャケット」というのはなかった。

 2002年には実に7種類もストレッチワードを冠したジャケットがあった。ストレッチバウンダリー、ストレッチエレメント、ストレッチグラビティ、ストレッチクルーシェル、ストレッチスピードアセント、ストレッチベロシティ、ストレッチゼファーの7種である。いずれもわきの下部分に伸縮性の優れたストレッチ素材が用いられていた。
 以降、激減し、2011年秋にストレッチを冠したジャケットはストレッチアセントジャケットだけとなり、それも冬にはなくなってついに絶滅するに至った。

 そこで、現在、販売されているジャケットもストレッチパネルを用いているのかどうかであるが、「ストレッチ」を冠していないスーパーアルパイン、スーパープルマ、トリオレットもしっかりと脇の下周りにストレッチパネルを用いられている。説明文では「脇の下に施したパネルにより腕を上げても身頃がずり上がらない」との説明がされている。
  
 以上から、冒頭の疑問の答えは、ストレッチではあるが、そのことをことさらに強調しなくなったということになる。

 かくして2002年に栄華を極めた「ストレッチ」名称は消滅した。

 なお、最後に残っていたストレッチアセントジャケットは、「2.5層構造のストレッチ織りポリエステル製シェル」が用いられており、ポリエステルの織り方(?)がストレッチ織であったことから「ストレッチ」が用いられていたようだ。

 




















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Sale 2012 summer [全 般]

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宝島社 patagonia PERFECT BOOK について [全 般]

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 2012年8月27日に宝島チャンネル社から、『MonoMax別冊 patagonia(R) PERFECT BOOK』というムック(book +magazine=mook)が発売された。書店およびパタゴニアストアで販売されている。

 買う価値があるかどうかを見極めるために本屋で立ち読みをしてみた。
 しかし、パタゴニアのカタログやホームページの記載に毛が生えた程度のもので、980円も出して買う気は起きなかった。

 その内容は、シェルドシンチラ、ストームジャケット、レトロカーディガン、およびチノパンの新旧比較、 日本人アンバサダーのインタビュー、コモンスレッズ・イニシアティブ等パタゴニアの環境問題への取り組みの紹介、2012年秋冬物の紹介、ストア店員の紹介やインタビュー、その他、といった具合である。

 多少面白みがあるのは最初の新旧比較程度か。
 昔のカタログに載っている各製品とその現在版を見開きページで比較するというものだが、昔のパタゴニアを知らない人には多少面白いかもしれないと思った。しかし、3製品だけだから、資料的価値は乏しい。私は昔のカタログそのものを持っているので面白みはなし。

 その他の記事も買う気を起させるようなものはなかった。特に2012年秋冬物の紹介など、パタゴニアのカタログか?と思われる内容であった。 アンバサダーが実際に使用する製品として、今秋の新製品パウスレーヤーが挙げられていたりして、「本当か?」と思うようなところもあり、やや興ざめした。

 歴代製品の系譜等を写真やスタイルナンバーつきで紹介したりすると保存版としての価値がぐぐっと上がるのだろうが。
 
 こういう雑誌を作るならもう少し歴代の名品に触れるなど、ファンが読んで面白い内容にしてもらいたいと思う。
 それとも、一般的なファンにはこのムックのようなほうがいいのか?。 私はあまりにも突っ込みすぎているので分からなくなってきている。

















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並行輸入やオークション [全 般]

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 モンモランシーの滝とホワイトスモーク(本文とは関係ありません)


 パタゴニアはウェブサイトで、「パタゴニア日本支社では、偽物・違法並行輸入品が出回らないよう警察や税関との連携を一層強化するとともに、‥‥」として、「偽物・違法並行輸入品」という言葉を使っている。

 これを単純に読むと、「偽物」以外に、「偽物ではない違法並行輸入品」というものがあるように読める。

 しかし、「偽物ではない違法並行輸入品」、つまり、「本物だけれども違法な並行輸入品」などというものは存在しない。

 並行輸入販売はその商品が本物であれば違法でも何でもない。
 すなわち、米国のパタゴニア正規店、正規取扱店もしくは正規の製造工場、またはそれらから購入した第三者などから買い付けた製品は本物であるから、それを並行輸入して販売することは何ら違法ではない。

 あくまでも偽物を販売するから違法(商標法違反)となるだけだ。

 本ブログではパタゴニア製品のリンクを貼っており、その多くが並行輸入品と思われるが、本物であるから輸入も販売も合法であるし、そもそも直営店で販売しているものと違うのは紙タグにパタゴニア日本支社が使用する日本円の価格シールが貼ってあるかないかの点だけであり、物は一緒であるから紙タグを取り外してしまえば全く区別はつかない。無論本物であるからリペアも可能だ。

 直営店で買うもよし、並行輸入業者から買うもよし、製品は同じである。

 ヤフオクでもダスパーカ、スーパーアルパイン以外は大丈夫だと思う。 これらについては評価数が少ない出品者から買うのは危険である。100以上の評価が欲しいところだ。

 オークションを通した再利用はパタゴニアがコモンスレッズイニシアティブで直接我々に要請しているところである。
 パタゴニアウェブサイトでは、「着なくなったウェアはチャリティに寄付したり、あるいはインターネットオークションやバザーなどを利用するのも一案です。」として、オークションへの出品が提唱され、ヤフオクと楽天のリンクまで貼られている。

 オークションをどんどん利用し、賢くパタゴニア製品を購入したいものだ。















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シェルドシンチラ赤が人気か? [全 般]


 パタゴニアホームページで製品の在庫情報をみると、シェルドシンチラのレッドデリシャスがほとんどのサイズで『売り切れ』となっている。
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シェルドシンチラ レッドデリシャス(パタゴニアホームページより)


 どうも今年のヒット商品はこれのようだ。

 シェルドシンチラは2007年をもっていったん廃盤となったが、そのときの価格は27,825円であった。
 それが今年18,900円の激安になって再登場したものだ。

 見てのとおりのおじさん風ジャケットなのだが、内側がフリースに包まれており、裾やそでもゴムでぴっちりしているため風も入ってこずに結構着ていて心地いい。
 そのため根強いファンがいるのだ。

 この価格なら買いだろう。

 他の色もほとんど再入荷待ちとなっている。 しかし、売り切れは赤のみだ。

 レトロXベストのアラスカブルーのようにプレミアムがつく商品となるのか。



























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slingshot down vest 紺赤も人気か? [全 般]

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2013年製スリングショットダウンベスト 紺赤(パタゴニアホームページより)


 これも人気があるようだ。

 XS,S,M,XLで「売り切れ」、その他のサイズで再発注となっている。

 他の色目は人気がないようだが。

 シェルドシンチラのレッドデリシャス、クラシックレトロXカーディガンのオレンジの裏地、本製品の紺赤と今年は赤系統の色目のものが人気を博したようだ。

その他でいえば、意外にスナップTフーディーも再発注が多くなっており、色目によっては人気がありそうだ。

DASはどのサイズも余っているようで、新旧ともにいつでも買える模様。






















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Winter Sale 2013.2.1~24 [全 般]

 明日2月1日(金)からパタゴニア直営店でセールが始まるようです。

 20日までが通常セール、21日から24日までがファイナルセールです。

 
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 セールの告知はウェブサイトに出てないし、メールも届いていませんが、直営店には貼り紙が出ています。

 最初が肝心。仕事中にいける人はいいですね。

 いいものが入手できるといいですね。

 通常セールは30%オフ、ファイナルセールは一部製品が40%オフになるのが例年のパターンです。


 






















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セールが始まっている [全 般]

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 セールのスタートを告げるメールの到着、及び、ウェブサイトでのセール告知はいずれもセール初日である金曜日の昼頃だったようだ。

 どうして前日に出さないのだろうか。並ばれたりして困るということだろうか。告知したとしても平日の金曜日に並ぶほど集まらないと思うのだが。

 もっとも私が知らないだけで結構朝並んだりするのかもしれないが。


 さて、セール品の概要を見ると、今年度の新製品も結構セールに出ているようだ。

 アパストロンフーディー、ビビーダウン、クラシックレトロXカーディガン、コニファーパーカ、エクソスフィア、インターロッジダウン、パウスレイヤー、トロポスフィアなど新製品にもかかわらずセールに登場しているものが目立つ。

 今年モデルチェンジのストームジャケットもばっちり登場してしまっている。しかもどの色もどのサイズも寂しいほど売り切れていない。

 他方、R2はまたセール除外となったようだ。R4も除外となった。旧ダスも意外に除外。当然ながらシェルドシンチラ、スナップTフーディーも除外。フーディニも除外となっている。人気のイスマスも除外。スーパーアルパインも除外されている。

 2万円以上だと無料発送してくれるのでオンラインで買ってもいいが、せっかくだから行ってみて試着してから買いたいものだ。


 ウィンターセールが始まるとパタゴニアの季節の終わりを感じる。

 そろそろこのブログの日別訪問者数も減少に転じることになろう。






















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