プリモジャケット 2004 [ハードシェル(00以降)]
プリモジャケット2004年製
プリモジャケットは2000年に登場し、2014年まで幾多のモデルチェンジを経ながら製造が続けられた定番製品である。
ストームジャケットは1987年秋に登場した後、2005年まで19シーズン連続登場でシェルジャケットとしての連続記録を打ち立てた。プリモはいつ廃盤になってもおかしくない地味さ、値段の高さであるにもかかわらず、驚異的な粘りをみせてこれに次ぐ15シーズンを記録した。
その値段は常にとても高い。
初登場した2000年はストレッチトリオレットが52,000円、スーパープルマが43,000円、ストームジャケットに至っては35,800円だった時代になんと65,000円の価格を引っ提げて登場したのである。わりかしペラペラの薄手のシェルなのにである。2003年,2006年に最高価格製品となっている。
本製品は2004年製であるが、2004年は若干値下がりして60,900円だった。それでも当時としてはべらぼうに高い。
にもかかわらずこの粘りを見せたのは着実に売れたからなのだろう。
軽くてしなやかな3層構造のスノーボード用製品。最上級の透湿性、防水性を誇る。
今のパウスレイヤーにまでは届かないが、当時の最高級製品としてウェアーで妥協はしたくないといった玄人筋が買っていた。
古き良きパタゴニア時代の脇役的存在の製品である。
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