2011年秋冬物発表 [新製品発表]
スーパーアルパイン2011、マンゴー(パタゴニアウェブサイトより)
早くも2011年秋冬製品のラインナップがパタゴニアウェブサイトに登場した。
注目は1990年代の名品が復活したことだろう。スーパーアルパイン、スーパープルマ、トリオレットといった青春時代を駆け抜けた懐かい名前が頭の中での当時の記憶とともによみがえった。
う~む。
何も3つもいっぺんに、それも3つともそれぞれの区別がつかないような似通ったデザインでもって復活させなくてもいいのではないかと思う。スーパープルマについては2005-2006に復活しているので「またか」との思いがある。トリオレットは相変わらず高性能ではあるがパッとしないデザインでユニークなDNAを感じる。
しかし、やはり思いはスーパーアルパインに向く。
「スーパーアルパイン」はパタゴニアにとって最も大事な名称の1つであるから、上の写真の様なさしたる特徴もない無気質なものには使わないで欲しかったと強く思う。
また、7万円代の値段は名前相応であるが、スーパーアルパインはあくまでもトップオブザラインであるべきであるから、すでに5年目で飽きが出たプリモダウンはこの際、廃番にしてほしかった。
このようにネガティブな気持ちがある反面、ホッとした部分がある。それは同じデザインによる「復刻」でなかったことだ。復刻はオリジナルの価値をおとしめると思う。このことはパタゴニア製品でもクラシックレトロカーディガンで実証済みだ。
伝説の製品は伝説のままの方がいいのだ。
またポジティブな面としては、往年の名品を知らない若いパタゴニアユーザーに、これらを知らしめ、「昔の製品はどんなものだったのだろうか」と興味をもってもらい、次世代の若いパタゴニアマニアを開拓するチャンスという気持ちがある。
辛口にいえば、最近のパタゴニア製品は高品質ではあるが、心に響くものがない。最近の製品しか知らない若い人にとってはパタゴニアが数あるアウトドアブランドの1つにすぎなくなっているのではないか、という不安がある。
90年代のパタゴニア製品は全く違った。圧倒的な魅力に心を打たれる特別な製品がたくさんあったのだ。 間違いなくパタゴニアは特別なブランドだった。
このあたりの感覚は当時のものの現物を見てもらい、袖を通してもらわないと分からないかもしれない。
そのチャンスになるならば、今般のスーパーアルパインの復活は福音といえよう。
スーパープルマ。
胸ポケットの角度が旧型を引き継いでいる。
トリオレット。
胸の縦ポケットが旧型を引き継いでいるといえなくもないが、最近のパタゴニア製品はこのポケットの配置をよくとっているので特別なスタイルではない。
2012年春夏物発表 Super cell 復活 [新製品発表]
2012年春製スーパーセルジャケット 色はdeep space
まだ2011年秋冬物のセール中であるが、早くも2012年春物新製品が発表されたようだ。
そして、何となんと、往年の名作スーパーセルがパタゴニア史上2作目のゴアテックスパックライトを搭載して復活した。
2001年のイーサージャケットの廃盤以降、10年以上眠っていたパックライトが遂にスーパーセルで復活する。
2層構造、2.7オンス、40デニールとのこと。
重さはわずか382g。値段は34,650円とリーズナブル。
シンプルなスタイルは旧型のDNAを引き継いでいる。
この復活は相当うれしい。
これは欲しい。
また、スーパーセルを楽しめる。
店舗に並ぶのはセールの後の2月28日からと思われる。
Red delicious
パックライトの風格ある裏地。
2012年秋冬物発表 [新製品発表]
2012年秋冬物が登場したようだ。
early fall カタログに下の製品のいくつかが登場している。
エクソスフィアジャケット
3層構造のアルパインハードシェル。50,400円。
パタゴニアは去年のゴアテックスの復活採用によって、アルパインシェルの3層構造物はすべてゴアにするのかと思っていたが、またH2NO(エイチツーノー)物が登場したようだ。
しかし、いかんせんかっこ悪い。特に胸のフラップが。
アパストロン・フーディー
フード付きの中綿入りジャケットである。ダウンでないのに47,250円もする。
去年のウィンターサンフーディーの後継か?。値段が高くなっている(WSHは39,900円)
トロポスフィアジャケット
H2NOの2.5層構造ハードシェルジャケット。42,000円。
これは用途的にスーパーセルとかぶるのではないか。ゴアテックスであり、かつより軽く、値段の安い(34,650円)スーパーセルに分があろう。
ベン・スリーインワン
トレス3in1 を廉価版にしたような感じ。42,000円。
いい感じであるが、インナーが、襟のないシェルドシンチラみたいな感じでかっこ悪い。インナーがダウンセーターのようで単独で使用可能なトレスに比べるとやはり落ちる。
フーディニジャケット
去年まで17,850円だったフーディニフルジップが名前が変わって、13,650円に大幅値下げになっている。
米国価格も去年の125ドルから99ドルに下がっている。
パタゴニアでは前開きの製品をジャケットと称しているので、フーディニだけがジャケットでなく、フルジップジャケットと称しているのはやや違和感があった。
フーディニの前モデルである2003年のドラゴンフライにフルジップ製品とプルオーバー製品があり、ぞれぞれの名称(ドラゴンフライフルジップ・ドラゴンフライPO)が用いられていたところ、その名残が後継のフーディニでもフルジップとして残り、2011年まで続いたものと思われる。フーディニは2004年に登場した当時からフルジップのみで、プルオーバー製品は製造されていない。
こういう話はほとんどの人にとってはどうでもいいことであろうが、本ブログはこういうことを言わんがためにやっているようなところがある。
パタゴニア店員のほとんどが個人所有しているという人気のフーディニが手の届きやすいところまで落ちてきたものである。
ナノパフハイブリッド
R2とナノパフがくっついたものである。27,300円。
カタログでは見開き2ページ使っており、パタゴニアが力を入れた新作と思われる。
これらのほかにも地味な新製品がいくつかあるようだ。
early fall カタログに下の製品のいくつかが登場している。
エクソスフィアジャケット
3層構造のアルパインハードシェル。50,400円。
パタゴニアは去年のゴアテックスの復活採用によって、アルパインシェルの3層構造物はすべてゴアにするのかと思っていたが、またH2NO(エイチツーノー)物が登場したようだ。
しかし、いかんせんかっこ悪い。特に胸のフラップが。
アパストロン・フーディー
フード付きの中綿入りジャケットである。ダウンでないのに47,250円もする。
去年のウィンターサンフーディーの後継か?。値段が高くなっている(WSHは39,900円)
トロポスフィアジャケット
H2NOの2.5層構造ハードシェルジャケット。42,000円。
これは用途的にスーパーセルとかぶるのではないか。ゴアテックスであり、かつより軽く、値段の安い(34,650円)スーパーセルに分があろう。
ベン・スリーインワン
トレス3in1 を廉価版にしたような感じ。42,000円。
いい感じであるが、インナーが、襟のないシェルドシンチラみたいな感じでかっこ悪い。インナーがダウンセーターのようで単独で使用可能なトレスに比べるとやはり落ちる。
フーディニジャケット
去年まで17,850円だったフーディニフルジップが名前が変わって、13,650円に大幅値下げになっている。
米国価格も去年の125ドルから99ドルに下がっている。
パタゴニアでは前開きの製品をジャケットと称しているので、フーディニだけがジャケットでなく、フルジップジャケットと称しているのはやや違和感があった。
フーディニの前モデルである2003年のドラゴンフライにフルジップ製品とプルオーバー製品があり、ぞれぞれの名称(ドラゴンフライフルジップ・ドラゴンフライPO)が用いられていたところ、その名残が後継のフーディニでもフルジップとして残り、2011年まで続いたものと思われる。フーディニは2004年に登場した当時からフルジップのみで、プルオーバー製品は製造されていない。
こういう話はほとんどの人にとってはどうでもいいことであろうが、本ブログはこういうことを言わんがためにやっているようなところがある。
パタゴニア店員のほとんどが個人所有しているという人気のフーディニが手の届きやすいところまで落ちてきたものである。
ナノパフハイブリッド
R2とナノパフがくっついたものである。27,300円。
カタログでは見開き2ページ使っており、パタゴニアが力を入れた新作と思われる。
これらのほかにも地味な新製品がいくつかあるようだ。
2012年秋冬物新作 part.2 [新製品発表]
2012年秋冬物にいくつか興味深い新製品が登場していた。
一番はこれ
クラシックレトロXカーディガン
名称からしてレトロカーディガンの復活か、と一瞬思った。スタイルも2000年~2005年までの人気モデルが発売される前の暗黒時代のものに似ている。
しかし、中身を見ると暴風ジャケットとのことであり、レトロカーディガンとは本質的に異なる。レトロカーディガンといえば温かそうで風を通しまくるところに特徴があった。
そうすると、レトロXとの違いは何なのだろう。
次は、スナップTフーディー
パタゴニアの定番、スナップTに初めてフーディーが登場した。
最近のパタゴニアの製品にはジャケットとフーディーが別製品となっているものが多いが、遂にその流れがスナップTにまで及んできたということだろう。
私はスナップTは単体としてではなく、シェルのインナーとして使用することのほうが多いので、フードは邪魔だと思うが、どうだろうか。
3つ目は復活製品、シェルドシンチラ。
昔ながらのスタイルのまま、激安となって再登場。
2007年の最終モデルは27825円であった。それが18900円になっている。8000円くらい安くなった。
ちなみに2007年の米国価格は160ドル、2012年モデルは129ドルであり、米国でも値崩れを起こしたことが分かる。2007年といえば米国でサブプライムローン問題が発生し、翌年のリーマンショックへと向かう年である。つまりまだアメリカ経済が元気なときの値付けである。 このころの強気の値段設定では今は難しいということだろう。
そして最後はパウ スレイヤー
ゴアテックスプロシェル採用の3層構造ジャケットの新製品のようだが、驚いたのはその値段の高さ。78,750円とスーパーアルパインを5000円も上回っている。
もっと驚いたことには、米国価格では599ドルのsuper alpine はもちろん、649ドルのPrimo Down をも上回る679ドルで、見事にTop of the line を獲得している。
着用感としては、スーパーアルパインに近いが着丈が長く、腰回りがきつい。腰の二つのポケットに物を入れるとパンパンになりそうな感じ。全体的にのっぺりしており、決してかっこよくはない。首周りもかっこよく決まらない。サイズはワンサイズ小さいものを選んだほうがいいほど大きめのつくりとなっている。
でも本当は私が驚いたのは、いまだにプリモダウンが廃盤にならずに粘っていることであった。パウダーボウルとスノーショットあたりも廃盤と思っていたのだが。
いつかも述べたとおり、パタゴニアでは秋口に売っている商品が年明けくらいにひっそりとなくなって廃盤化していることがあるのでこれらの製品も安心できないとは思うが。
増やしたぶん、減らさないと過剰製造になってしまうのでは、という疑問がある。
一番はこれ
クラシックレトロXカーディガン
名称からしてレトロカーディガンの復活か、と一瞬思った。スタイルも2000年~2005年までの人気モデルが発売される前の暗黒時代のものに似ている。
しかし、中身を見ると暴風ジャケットとのことであり、レトロカーディガンとは本質的に異なる。レトロカーディガンといえば温かそうで風を通しまくるところに特徴があった。
そうすると、レトロXとの違いは何なのだろう。
次は、スナップTフーディー
パタゴニアの定番、スナップTに初めてフーディーが登場した。
最近のパタゴニアの製品にはジャケットとフーディーが別製品となっているものが多いが、遂にその流れがスナップTにまで及んできたということだろう。
私はスナップTは単体としてではなく、シェルのインナーとして使用することのほうが多いので、フードは邪魔だと思うが、どうだろうか。
3つ目は復活製品、シェルドシンチラ。
昔ながらのスタイルのまま、激安となって再登場。
2007年の最終モデルは27825円であった。それが18900円になっている。8000円くらい安くなった。
ちなみに2007年の米国価格は160ドル、2012年モデルは129ドルであり、米国でも値崩れを起こしたことが分かる。2007年といえば米国でサブプライムローン問題が発生し、翌年のリーマンショックへと向かう年である。つまりまだアメリカ経済が元気なときの値付けである。 このころの強気の値段設定では今は難しいということだろう。
そして最後はパウ スレイヤー
ゴアテックスプロシェル採用の3層構造ジャケットの新製品のようだが、驚いたのはその値段の高さ。78,750円とスーパーアルパインを5000円も上回っている。
もっと驚いたことには、米国価格では599ドルのsuper alpine はもちろん、649ドルのPrimo Down をも上回る679ドルで、見事にTop of the line を獲得している。
着用感としては、スーパーアルパインに近いが着丈が長く、腰回りがきつい。腰の二つのポケットに物を入れるとパンパンになりそうな感じ。全体的にのっぺりしており、決してかっこよくはない。首周りもかっこよく決まらない。サイズはワンサイズ小さいものを選んだほうがいいほど大きめのつくりとなっている。
でも本当は私が驚いたのは、いまだにプリモダウンが廃盤にならずに粘っていることであった。パウダーボウルとスノーショットあたりも廃盤と思っていたのだが。
いつかも述べたとおり、パタゴニアでは秋口に売っている商品が年明けくらいにひっそりとなくなって廃盤化していることがあるのでこれらの製品も安心できないとは思うが。
増やしたぶん、減らさないと過剰製造になってしまうのでは、という疑問がある。
トレントシェルの新製品登場~torrentshell stretch, plus 2013.1 [新製品発表]
トレントシェルに2つの新製品が登場した。
1つ目はトレントシェルプラス
トレントシェルプラス(パタゴニアホームページより)
定価22,050円。
肩と両脇には厳しい悪天候下でプロテクションと耐久性を発揮するパネルを使用したらしい。
2つ目はトレントシェルストレッチ
トレントシェルストレッチ(パタゴニアホームページより)
定価27,300円。ちょうどレインシャドーと同じ値段。
腕と肩に使用したストレッチ素材が悪天候下でプロテクションと動きやすさを提供してくれるとのこと。
普及型廉価商品としてのイメージのあるトレントシェルで上級バージョンといっても、私はあまりぐっとこないが、人気が出るか。
代わりにそろそろレインシャドーが廃盤になったかと思ったが、まだ粘っているようだ。
トレントシェルといえば以前トレントシェルパーカーという製品が2011年に発売されたが、一年で姿を消している。
ちなみにパタゴニア製品ではジャケットよりも丈の長い製品のことを「パーカー」と呼ぶことがある。トレントシェルジャケットとトレントシェルパーカーの最大の違いは丈の長さであった。
1つ目はトレントシェルプラス
トレントシェルプラス(パタゴニアホームページより)
定価22,050円。
肩と両脇には厳しい悪天候下でプロテクションと耐久性を発揮するパネルを使用したらしい。
2つ目はトレントシェルストレッチ
トレントシェルストレッチ(パタゴニアホームページより)
定価27,300円。ちょうどレインシャドーと同じ値段。
腕と肩に使用したストレッチ素材が悪天候下でプロテクションと動きやすさを提供してくれるとのこと。
普及型廉価商品としてのイメージのあるトレントシェルで上級バージョンといっても、私はあまりぐっとこないが、人気が出るか。
代わりにそろそろレインシャドーが廃盤になったかと思ったが、まだ粘っているようだ。
トレントシェルといえば以前トレントシェルパーカーという製品が2011年に発売されたが、一年で姿を消している。
ちなみにパタゴニア製品ではジャケットよりも丈の長い製品のことを「パーカー」と呼ぶことがある。トレントシェルジャケットとトレントシェルパーカーの最大の違いは丈の長さであった。
2013年 春夏物新作 [新製品発表]
2013年春夏物の目玉は、エンカプシル・ダウン・ビレイパーカだろう。
なぜ、保温性が売りのダウンが春夏物で登場するのかは疑問だが、単に秋冬に間に合わなかったということだろう。
次は、以前記事にしたトレントシェルの派生製品のプラスとストレッチか。
そのほかで一番目を引くのはこれか。
light weight synchilla snapT
あのシンチラスナップTのLW版である。 実物を見ていないので触感は分からないが、見た目は普通のと変わらない感じ。2012年秋にはフーディーが出て、2013春夏にLWとスナップTがここの所忙しい。
そして、意外によさそうなのが、これ。
Fogbank trench である。
初代オールタイム、サンダーシェル、2代目オールタイムにつづく、スーツ上に着用可能な薄手のコートである。サンダーシェル、2代目オールタイムはいまいちだったが、これは初代オールタイムばりにいい感じ。
見た目ぼさっとした感じだが、実物を着用してみると細身で結構かっこいい。貼り付けタグでないところも控えめでいい。
スーツの上に着用可能な厚手のものとしてはトレス3 in 1があるが、あれはシェルだけにしても結構分厚いので、これと用途は被らないと思う。
あとはよく分からないものばかりだが、インサレータージャケットがshelled になったのがこれ。
shelled insulalor
ストスフーディーが帽子が取れてシャツになったのがこれ。
stoss shirt
いまいちの印象。
これはシーダーズジャケット。ただの補強がついたフリースジャケットのようだ。
cedars jkt
特徴不明。数あるフリース製品の中でわざわざこれを買う人がどれだけいるか。
エンカプシルダウン以外は地味な印象な2013年春夏である。
そういえば、2011年を最後に姿を消したと思ったM10が意外にも復活している。59850円だったのが52500円に値下げしている。ポケットの角度が垂直から斜めに変わっている。
ゴアテックスの採用によって弾き飛ばされたイメージのM10だったが、またもH2NOで復活している。
地味な印象のM10だが、売れるだろうか。
なぜ、保温性が売りのダウンが春夏物で登場するのかは疑問だが、単に秋冬に間に合わなかったということだろう。
次は、以前記事にしたトレントシェルの派生製品のプラスとストレッチか。
そのほかで一番目を引くのはこれか。
light weight synchilla snapT
あのシンチラスナップTのLW版である。 実物を見ていないので触感は分からないが、見た目は普通のと変わらない感じ。2012年秋にはフーディーが出て、2013春夏にLWとスナップTがここの所忙しい。
そして、意外によさそうなのが、これ。
Fogbank trench である。
初代オールタイム、サンダーシェル、2代目オールタイムにつづく、スーツ上に着用可能な薄手のコートである。サンダーシェル、2代目オールタイムはいまいちだったが、これは初代オールタイムばりにいい感じ。
見た目ぼさっとした感じだが、実物を着用してみると細身で結構かっこいい。貼り付けタグでないところも控えめでいい。
スーツの上に着用可能な厚手のものとしてはトレス3 in 1があるが、あれはシェルだけにしても結構分厚いので、これと用途は被らないと思う。
あとはよく分からないものばかりだが、インサレータージャケットがshelled になったのがこれ。
shelled insulalor
ストスフーディーが帽子が取れてシャツになったのがこれ。
stoss shirt
いまいちの印象。
これはシーダーズジャケット。ただの補強がついたフリースジャケットのようだ。
cedars jkt
特徴不明。数あるフリース製品の中でわざわざこれを買う人がどれだけいるか。
エンカプシルダウン以外は地味な印象な2013年春夏である。
そういえば、2011年を最後に姿を消したと思ったM10が意外にも復活している。59850円だったのが52500円に値下げしている。ポケットの角度が垂直から斜めに変わっている。
ゴアテックスの採用によって弾き飛ばされたイメージのM10だったが、またもH2NOで復活している。
地味な印象のM10だが、売れるだろうか。
2013年秋冬物発表 [新製品発表]
2013年秋冬物が一部発表されたようだ。Early Fall カタログで登場している。
目に付いた新製品は以下のとおり。
まずは、Insulated torrentshell
またもやトレントシェルの派生製品の登場だ。
パーカ、PO、プラス、ストレッチに次ぐトレントシェル派生製品。
わりとかっこいいのかもしれないが、36,750円とトレントシェルにしては値段が高い。
なんとなく、これといった特徴もなくあまりぐっと来ない。
次は、カーステンスジャケット
新しいフリース製品である。16,800円。割と安い。
両面起毛のふわふわなつくりになっているようだ。
特徴は胸ポケットのイメージだろう。
1980年代のパイルジャケットを再現したようなポケット。四角く切り取った布の下部角を落としてソフトにしてぺたっと貼り付けたようなイメージ。
白タグの復活とかたまにパタゴニアはそういうことをする。
今のところ、日本のウェブでの新作はこのくらいしか発表されていないようだが、アメリカのサイトを見るとすでに
Roys Bay 3-in-1 Parka $699
とか、
Hawke's Bay $499
など、大物も現れてきているので、じきに日本でも発表されるだろう。
699ドルというと昨年のトップオブザライン、パウスレイヤージャケットの679ドルを上回っている。いったいどこまで高くなるんだろう。
2012年後半から急激な円安になったので、今年の秋冬物の値段は跳ね上がるのではないかと予想していたが、継続製品を見ると値段は据え置きのようだ。あとは新作の価格差がどのくらいになるかを注目してみていく。
目に付いた新製品は以下のとおり。
まずは、Insulated torrentshell
またもやトレントシェルの派生製品の登場だ。
パーカ、PO、プラス、ストレッチに次ぐトレントシェル派生製品。
わりとかっこいいのかもしれないが、36,750円とトレントシェルにしては値段が高い。
なんとなく、これといった特徴もなくあまりぐっと来ない。
次は、カーステンスジャケット
新しいフリース製品である。16,800円。割と安い。
両面起毛のふわふわなつくりになっているようだ。
特徴は胸ポケットのイメージだろう。
1980年代のパイルジャケットを再現したようなポケット。四角く切り取った布の下部角を落としてソフトにしてぺたっと貼り付けたようなイメージ。
白タグの復活とかたまにパタゴニアはそういうことをする。
今のところ、日本のウェブでの新作はこのくらいしか発表されていないようだが、アメリカのサイトを見るとすでに
Roys Bay 3-in-1 Parka $699
とか、
Hawke's Bay $499
など、大物も現れてきているので、じきに日本でも発表されるだろう。
699ドルというと昨年のトップオブザライン、パウスレイヤージャケットの679ドルを上回っている。いったいどこまで高くなるんだろう。
2012年後半から急激な円安になったので、今年の秋冬物の値段は跳ね上がるのではないかと予想していたが、継続製品を見ると値段は据え置きのようだ。あとは新作の価格差がどのくらいになるかを注目してみていく。
レガシーコレクション発表 2013秋冬物 vol.2 [新製品発表]
ようやくLegacy collection の製品がウェブに登場したようだ。
かなり昔の製品、90年前後製品の再登場である。
93,94ダスパーカーブライトパープルの復刻だけはやめて欲しいと思っていたのでこれがなくてホッとした。
これ以外ならあとは何を復刻されてもかまわない気分。
今回の再登場は、2000年のRetro Pile Cardigan→ Classic retro Cardigan、 2012年のシェルドシンチラのときほど似ていない。
復刻ではなく、似た感じでの再登場というべきだろう。
これはall wear down というもの。 28875円。
1989年秋製のdown sweater の再登場。
当時からgoose downであった。定価は34000円と結構高かった。帽子が7500円で別売りだったりした。
今回の製品にも帽子はついていないようだ。
胸より上が縦線、下が4段の横線である点、腰ポケットの真ん中にボタンが付いているところが似ている。昔の物は胸タグは付いていなかった。昔のもののほうが表面につやがあった感じ。
次はまさかのカゴウル。post foamback cagouleという名前らしい。44100円。
Cagouleは1992年ころ廃盤になったひざまであるプルオーバータイプの幻の雨着である。当時の定価も5万円と異常に高かった。
誰も知らない製品としていつか記事にしようと思っていたらこんなところで出てきたとは。
着脱がしにくく、かなり不便な一品。ほとんど売れないだろう。
胸ポケットの形状、ずんどう型のフォームが似ている。ただ、昔の物は途中までジッパーで胸が開いた。ポケットがもう少し下で、腹の辺りに付いていた。パタゴニアの貼り付けたタグが付いていた。実物を見てみると昔のものよりも少し丈が短い感じ。
最後はメスクランレトロX。33600円
1986年のパイルカーディガンの復刻。まだ目白店がなくて、ベルカディアが細々と輸入販売していたころの製品である。
当時の日本での値段不明。そもそも日本で売っていたのかすら不明。アメリカでは66ドルで販売されていたようだ。
赤地に紺のポケット、トリムの感じがまあまあ似ている。昔の物はもう少しポケットが細長い印象。ちなみにプルリボンまで真似してあるようだ。
着用してみると結構重い。かっこいい感じはしない。
これらの他にも地味なレガシーコレクションがいくつかあるようだ。
果たして人気が出るか。
かなり昔の製品、90年前後製品の再登場である。
93,94ダスパーカーブライトパープルの復刻だけはやめて欲しいと思っていたのでこれがなくてホッとした。
これ以外ならあとは何を復刻されてもかまわない気分。
今回の再登場は、2000年のRetro Pile Cardigan→ Classic retro Cardigan、 2012年のシェルドシンチラのときほど似ていない。
復刻ではなく、似た感じでの再登場というべきだろう。
これはall wear down というもの。 28875円。
1989年秋製のdown sweater の再登場。
当時からgoose downであった。定価は34000円と結構高かった。帽子が7500円で別売りだったりした。
今回の製品にも帽子はついていないようだ。
胸より上が縦線、下が4段の横線である点、腰ポケットの真ん中にボタンが付いているところが似ている。昔の物は胸タグは付いていなかった。昔のもののほうが表面につやがあった感じ。
次はまさかのカゴウル。post foamback cagouleという名前らしい。44100円。
Cagouleは1992年ころ廃盤になったひざまであるプルオーバータイプの幻の雨着である。当時の定価も5万円と異常に高かった。
誰も知らない製品としていつか記事にしようと思っていたらこんなところで出てきたとは。
着脱がしにくく、かなり不便な一品。ほとんど売れないだろう。
胸ポケットの形状、ずんどう型のフォームが似ている。ただ、昔の物は途中までジッパーで胸が開いた。ポケットがもう少し下で、腹の辺りに付いていた。パタゴニアの貼り付けたタグが付いていた。実物を見てみると昔のものよりも少し丈が短い感じ。
最後はメスクランレトロX。33600円
1986年のパイルカーディガンの復刻。まだ目白店がなくて、ベルカディアが細々と輸入販売していたころの製品である。
当時の日本での値段不明。そもそも日本で売っていたのかすら不明。アメリカでは66ドルで販売されていたようだ。
赤地に紺のポケット、トリムの感じがまあまあ似ている。昔の物はもう少しポケットが細長い印象。ちなみにプルリボンまで真似してあるようだ。
着用してみると結構重い。かっこいい感じはしない。
これらの他にも地味なレガシーコレクションがいくつかあるようだ。
果たして人気が出るか。
2013年秋冬物新作 vol.3 [新製品発表]
これまでチェックしてこなかった新製品のうち、めぼしいものは以下。
まずは、Roys bay 3-in-1 parka
注目すべきは84,000円というその値段の高さである。
エンカプシルダウンビレイパーカ、プリモダウンと並んで2013年製品のトップオブザラインを獲得している。プリモダウンは去年までの89,250円から値下げになって単独7連覇を逃した格好だ。ちなみに米国ではRoys Bay, encapcil down belay parka,そして、powslayer が699ドルでトップを分け合っている。
最近パタゴニアはよく3-in-1という製品を出してくる。去年までの最高峰はtres 3 -in-1だったのだが、今年はトレスのファブリックを3層構造ゴアテックスに変えてきた。それがroys bay である。
トレスよりも300グラムくらい軽いのはいいけれども、内側のダウンジャケットがなんとなくのっぺりしていておやじくさい感じもして気に入らない。トレスに分があるというべきだろう。
スーツの上に着られるのだろうが、パタゴニアの最高峰製品を普段使いにしてはオーバースペックだろう。
次はHawk's Bay jkt。58,800円。
ごっつめのダウンジャケット。
イメージとしてはwanakaに近い感じ。着込むとパンパンに膨れ上がる感じを予想する。
ジャケットであり、パーカではないので裾は短め。パタゴニアではなぜか裾が長い製品をパーカという。
最後にペンブローク。36,750円
都会的スタイルと言っているので、スーツの上に着られるのかと思ったが、着丈がさほど長くなく、スーツの裾が外に出てしまうので不可であった。
かっこいいので少し気になる製品ではある。
名古屋店を見てきたがおかれていなかったようだ。こういう地味な新製品は大崎店くらいにしか置いていないか。
そのほかにもヌエボレンジジャケットというのが登場している。20年前くらい前にヌエボレンジコートというのがあったが、それが復活したような感じ。
2013年の秋冬物新製品はレガシーコレクション中心であり、全体として目立つものは少ないイメージだ。
でも結構店はセールでもないのににぎわっていた。パタゴニア人気健在の様子である。
まずは、Roys bay 3-in-1 parka
注目すべきは84,000円というその値段の高さである。
エンカプシルダウンビレイパーカ、プリモダウンと並んで2013年製品のトップオブザラインを獲得している。プリモダウンは去年までの89,250円から値下げになって単独7連覇を逃した格好だ。ちなみに米国ではRoys Bay, encapcil down belay parka,そして、powslayer が699ドルでトップを分け合っている。
最近パタゴニアはよく3-in-1という製品を出してくる。去年までの最高峰はtres 3 -in-1だったのだが、今年はトレスのファブリックを3層構造ゴアテックスに変えてきた。それがroys bay である。
トレスよりも300グラムくらい軽いのはいいけれども、内側のダウンジャケットがなんとなくのっぺりしていておやじくさい感じもして気に入らない。トレスに分があるというべきだろう。
スーツの上に着られるのだろうが、パタゴニアの最高峰製品を普段使いにしてはオーバースペックだろう。
次はHawk's Bay jkt。58,800円。
ごっつめのダウンジャケット。
イメージとしてはwanakaに近い感じ。着込むとパンパンに膨れ上がる感じを予想する。
ジャケットであり、パーカではないので裾は短め。パタゴニアではなぜか裾が長い製品をパーカという。
最後にペンブローク。36,750円
都会的スタイルと言っているので、スーツの上に着られるのかと思ったが、着丈がさほど長くなく、スーツの裾が外に出てしまうので不可であった。
かっこいいので少し気になる製品ではある。
名古屋店を見てきたがおかれていなかったようだ。こういう地味な新製品は大崎店くらいにしか置いていないか。
そのほかにもヌエボレンジジャケットというのが登場している。20年前くらい前にヌエボレンジコートというのがあったが、それが復活したような感じ。
2013年の秋冬物新製品はレガシーコレクション中心であり、全体として目立つものは少ないイメージだ。
でも結構店はセールでもないのににぎわっていた。パタゴニア人気健在の様子である。
2014年 春夏物新製品 [新製品発表]
さて、遅くなったが、2014年春夏物新製品が登場しているようなので、見てみたい。
今年は名品の復活はなかったようだ。
めぼしいのは2つくらいか。
1つめは、Leashless jkt。
ゴアテックスファブリックを用いた3層構造の製品で、371グラムと極めて軽い。値段が48,300円と高い。
イメージとしてはH2noのM10ジャケットをゴアテックスにして、重量が少し増し(M10は229グラム)、値段を少し下げた感じ(M10は52,500円)。
次は、Alpine houdini jkt
フーディニがアルパイン版になって登場。
フーディニのように、小さくして自分のポケット内に押し込める点からの名称と考えらえる。
機能的には裏地がついた2.5層構造であり、もはやフーディニではないであろう。だからこそ、alpine houdini なのだろうが。
裏地つきであるのに179グラムと超軽量である。割と使えそうな一品。
その他にはいくつかフリースの新製品があるようだが、あまりめぼしいのはないイメージである。
人気製品がでるか。
今年は名品の復活はなかったようだ。
めぼしいのは2つくらいか。
1つめは、Leashless jkt。
ゴアテックスファブリックを用いた3層構造の製品で、371グラムと極めて軽い。値段が48,300円と高い。
イメージとしてはH2noのM10ジャケットをゴアテックスにして、重量が少し増し(M10は229グラム)、値段を少し下げた感じ(M10は52,500円)。
次は、Alpine houdini jkt
フーディニがアルパイン版になって登場。
フーディニのように、小さくして自分のポケット内に押し込める点からの名称と考えらえる。
機能的には裏地がついた2.5層構造であり、もはやフーディニではないであろう。だからこそ、alpine houdini なのだろうが。
裏地つきであるのに179グラムと超軽量である。割と使えそうな一品。
その他にはいくつかフリースの新製品があるようだが、あまりめぼしいのはないイメージである。
人気製品がでるか。