最も高い製品は何か part.7 ~2014年版~ [年度別最高値製品]
R2 2000(本文とは関係ありません)
概ね2014年のラインナップが出揃ったようなので、恒例のこれをやっておきたい。
まずはアメリカ版
1位 powslayer 699ドル
1位 Roys bay 3-in-1 parka 699ドル
3位 primo down 649ドル
powslyayer は3年連続3度目、Roys bay は2年連続2度目のトップオブザライン獲得。
3年ぶり5回目の栄冠を目指したprimo down は去年に引き続き次点。
ちなみに去年はご存知 encapsil down belay parkaが1位タイで入っていたので、primo downは4位だった。
encapsil down belay parka は去年は日本では9月1日に発売された。今年はもう発売されないのかもしれない。
ナンバー付きの限定とはいいつつも玉数が豊富すぎて最近は定価以下でほぼ新品が手に入るようになった同製品、昔のDAS parkaのように伝説化することはなく、ただのハイエンド製品としての位置づけにとどまったままひっそりと姿を消すか。
さて、次に日本版。
1位 primo down 86,400円
1位 Roys bay 3-in-1 parka 86,400円
3位 powslayer 81,000円
こちらも順位はエンカプシルダウンビレイパーカが抜けた以外は去年と同じ。
金額も消費税が5%から8%にアップした分の値上がりのみ。
プリモダウンは不滅の8連覇、ロイズベイは2年連続2度目の栄冠となった。
なんとも代わり映えがしない2014年の最高価格製品争いであった。
ちなみに今年の主要113製品の1ドル価格の平均をとると127.51円であり、去年の123.53円を上回った。
実際の為替レートは去年は約100円だったが、今年は8月中旬以降の急激な円安で現在約109円となっているので、実際の為替レートとの乖離幅でいえば去年は23円、今年は18円となる。
日米価格差は着実に縮まってきている。
グローバル経済下における必然の傾向か。
RetroX 1996年製 レトロX Hunter [レトロX・クラシックレトロ]
1996年製レトロXジャケット 色はハンター
レトロXは何度か取り上げているので、繰り返し述べているが、96年と98年にモデルチェンジしている。
これは96年、97年のスタイルで、レトロXの紹介としてはこれで3世代全部をカバーしたことになる。
防風フィルムが入っているので風を通さない。
初代と第3世代はフリースが長く、アウター使用に限られる感じであるが、この製品は割とインナーとしても使い勝手がいい。3世代の中でもっともアウターシェルとの相性がいいといえる。
他方、人気としては3世代の中で最も落ちるような感もある。デザインがすっきりしているためなんとなく印象が薄い感じだからかもしれない。
実力派の防風フリースジャケットといえる。