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tres 3-in-1 2013 Java brown [ハードシェル(00以降)]

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2014年最初の記事は大好きなこれ。tres 3 in 1である。


パタゴニアではしばしばスーツの上に着用できるジャケットが登場する。

古くは1998年、1999年のオールタイムシェル(52,000円)、2004年、2005年のサンダーシェル(39,900円)、最近では2008年、2009年の新型オールタイムシェル(33,600円)、2009年単年製造のオールタイムトレンチ(37,800円)、そして、2013年単年製造のフォッグバンクトレンチ(36,750円)あたりがこれに相当する。

 ほかの製品は落ち着いたデザインのものもあるが、裾が短いのでスーツの裾が出てしまい、使用不可である。

 上記5製品はすべて似たようなスタイルであるが、旧型オールタイムシェルは胸にパタゴニアのロゴがない。サンダーシェルは裾に、新型オールタイムシェルは胸にフィッツロイの貼り付けタグがついている。フォッグバンクトレンチには胸に目立たない刺繍ロゴがついている。

 一番格好いいのはフォッグバンクトレンチであろう。この製品の黒はすでにほぼ幻となっており、手に入らない。
次が新型オールタイムシェル、一番いまいちなのがサンダーシェルだろう。サンダーシェルのデザインは寸胴に近く、いただけない。

 これらの製品に共通することは薄手であり、冬には寒すぎて使用しにくいことである。


 これを克服し、インナーに脱着可能、かつ単独使用でもかなりかっこいいダウンジャケットを付けて、真冬にもスーツの上に着用できるようにした画期的製品が本製品である。定価63,720円と高い。

 UOMO12月号で1ページを割いて紹介されており、高いデザイン性を誇っている。ちなみにモデルが着用していたのもこのJava brownである。 「シックなブラウンは、スーツの上からでも大人っぽく着られ、さらにカジュアルなオフスタイルも難なくこなす」と解説されている。

 私は秋口にはダウンジャケット単体で日常使用、少し秋が深まったところでアウタージャケットのみでオン、オフに、冬にはダウンジャケットを付けて、オン、オフで使用している。ダウンジャケットにもしっかりとフィッツロイの貼り付けタグがついており、通常製品のダウンジャケットと比べてもそん色なく、十分に単独使用に耐える。 同じ3 in1でも他の製品のインナーは貧弱ないしはデザイン的にいまいちなものが多いがこれは例外ということになる。

 これほど多用途に使用可能な便利なジャケットは珍しい。


 全体的に細身のイメージであり、インナーを使用しない場合はもちろん、使用した場合でも着ぶくれない。

 その分太目の人にはきついかもしれない。

 ダブルジップになっているので、自転車に乗る場合などには下からフロントジッパーを少し上げると漕ぎやすい。

 フロントはジッパー以外にもボタンでも留められるようになっておりとても便利。フロントをジッパーで閉めようとすると少しかがんでごそごそとジップを閉めなければならないのでいちいちやるのはやや面倒であり、少し前開きでは寒いが、ジップアップするほどでもない場合には一つ、二つボタンを留めるとちょうどいい。

 左右のハンドウォーマーポケットも快適。
 
 いうまでもなく保温性十分、小雨程度ならばフードをかぶれば傘がなくても体を保てるので、ウールコートでは手放せなかった折り畳み傘がなくてもOK.

 これを超える製品はしばらく見つかりそうにない。


 












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