パタゴニア プレミアムランキング [プレミアムランキング等]
Merry Christmas
独断に基づきパタゴニア製品のプレミアムランキング、及び概ねの推定店頭価格を述べてみたい(年度別での定価が高いものの推移は最も高いパタゴニアジャケットは何か part.2)。
第1位 DAS parka ブライトパープル(93年、94年) 推定価格40万円前後
(ただし、ほとんど市場には出ない)
ダントツのNo.1である。
ある古着屋のオーナーはパタゴニアのヴィンテージはこれだけ、と言っていた。
なお、94年秋冬物ではDASブライトパープルはMサイズ以上の大きさのものしか製造されていない。
すなわち、Sサイズの製造がない(なぜか同年のコバルトにはSがある)。
ゆえに、これのSサイズは93年版しか無く、最強中の最強である。
サイズにかかわらず、現物を目にすることすらもはや困難な一品。
いかな古着屋でも手に入れることは難しい。
あの中野マーチにLサイズが飾ってあったが、「一点しかないため非売品」とのことであった。
1994 DAS parka bright purple
第2位 DAS parka コバルト(93年~96年) 推定価格13万円前後
製造期間がブライトパープルよりも2年長く、玉数が多いのにかなり人気が高い。
なお、同じコバルトでも94年までと95年からのもので色が若干違う(人気は同じ)。
第3位 DAS parka ブルーリボン 推定価格12万円前後
1998年の製品。 表が青、裏が赤という配色が格好いい。
2010年にBali blue という新色が人気となったが、98年ブルーリボンを元にしたような配色である。
第4位 スーパーアルパイン ブラック 推定価格10万円前後
1995年の製品。2種類がある。ラピスが特に人気。
第4位 紫トーレ ディープパープル 推定価格10万円前後
97年の単年製造であるため、数が少なく、人気が高い。
同種製品の中で特別の価値があると思われるパタゴニア製品
・グリセードブルズアイ(1994年製リバーシブルグリセード)
Sは希少。5~6万円
・グリセードエッグプラント 3万円前後
・スーパーアルパインブルーグラス(1995年製) 6万円前後
黒よりもこっちのほうが希少との説もある。人気は?
特にSサイズ
・MARS DAS parka, R2
S.Mは希少。 4~5万円前後
・キムタクsnap-T(ライトグリーンにオレンジトリム。製造年度色名不詳) 1万5000円前後
Mサイズ
知る人ぞ知る存在。最近はほとんど知る人がいないか?
・アップルキムタク 4万円前後
・キムタクレトロパイル 4万円前後
・R2アルパインファープルオーバー 4万円前後
・シンプルベスト 2万5000円前後
・R4 2001黒紫 2~3万前後
・レトロXベスト アラスカブルー 2~4万円
・ペンギンのぬいぐるみ 4万円前後
すぐに製造中止になったため、ほとんど玉数がない。
独断に基づきパタゴニア製品のプレミアムランキング、及び概ねの推定店頭価格を述べてみたい(年度別での定価が高いものの推移は最も高いパタゴニアジャケットは何か part.2)。
第1位 DAS parka ブライトパープル(93年、94年) 推定価格40万円前後
(ただし、ほとんど市場には出ない)
ダントツのNo.1である。
ある古着屋のオーナーはパタゴニアのヴィンテージはこれだけ、と言っていた。
なお、94年秋冬物ではDASブライトパープルはMサイズ以上の大きさのものしか製造されていない。
すなわち、Sサイズの製造がない(なぜか同年のコバルトにはSがある)。
ゆえに、これのSサイズは93年版しか無く、最強中の最強である。
サイズにかかわらず、現物を目にすることすらもはや困難な一品。
いかな古着屋でも手に入れることは難しい。
あの中野マーチにLサイズが飾ってあったが、「一点しかないため非売品」とのことであった。
1994 DAS parka bright purple
第2位 DAS parka コバルト(93年~96年) 推定価格13万円前後
製造期間がブライトパープルよりも2年長く、玉数が多いのにかなり人気が高い。
なお、同じコバルトでも94年までと95年からのもので色が若干違う(人気は同じ)。
第3位 DAS parka ブルーリボン 推定価格12万円前後
1998年の製品。 表が青、裏が赤という配色が格好いい。
2010年にBali blue という新色が人気となったが、98年ブルーリボンを元にしたような配色である。
第4位 スーパーアルパイン ブラック 推定価格10万円前後
1995年の製品。2種類がある。ラピスが特に人気。
第4位 紫トーレ ディープパープル 推定価格10万円前後
97年の単年製造であるため、数が少なく、人気が高い。
同種製品の中で特別の価値があると思われるパタゴニア製品
・グリセードブルズアイ(1994年製リバーシブルグリセード)
Sは希少。5~6万円
・グリセードエッグプラント 3万円前後
・スーパーアルパインブルーグラス(1995年製) 6万円前後
黒よりもこっちのほうが希少との説もある。人気は?
特にSサイズ
・MARS DAS parka, R2
S.Mは希少。 4~5万円前後
・キムタクsnap-T(ライトグリーンにオレンジトリム。製造年度色名不詳) 1万5000円前後
Mサイズ
知る人ぞ知る存在。最近はほとんど知る人がいないか?
・アップルキムタク 4万円前後
・キムタクレトロパイル 4万円前後
・R2アルパインファープルオーバー 4万円前後
・シンプルベスト 2万5000円前後
・R4 2001黒紫 2~3万前後
・レトロXベスト アラスカブルー 2~4万円
・ペンギンのぬいぐるみ 4万円前後
すぐに製造中止になったため、ほとんど玉数がない。
パタゴニア スーパーアルパインジャケット マンゴー 1995年
- ショップ: INSTINCT
- 価格: 165,900 円
スーパーセルジャケット Super cell jacket 2004 deep blue [ハードシェル(00以降)]
リキッドスカイ Liquid sky 2000 classic navy [ハードシェル(00以降)]
2000年製リキッドスカイジャケット、色はクラシックネイビー。
リキッドスカイはストームジャケットと同じく外側に4つ斜めポケットが付いている。
普段使いにもテクニカル使用にも耐える優れものである。
ゴアテックス仕様で、ストームジャケットよりも13,000円くらい値段が高い。
本製品のように一般的な色のジャケットの場合、遠めで見るとストームジャケットなのか、リキッドスカイなのか、なかなか見分けるのが困難であるが、帽子の付き方や、胸の斜めポケットの上部、襟タグの付き方等で慣れると見分けることができる。
着てみると、ストームジャケットよりも若干着丈が長い。
使い勝手はストームと同じ。前を開けたときに帽子に引っ張られてべろんと胸元が開くとがない。襟に帽子を入れこむこともできるので、雪が帽子の中に積もることもない。
トリムの色とのコントラストが格好いい。インナーはスナップT。
- ショップ: GandK
- 価格: 27,560 円
トレントシェルとレインシャドーの違いは? vol.2 [ハードシェル(00以降)]
vol.1はこちら
レインシャドーとトレントシェルの違いは?
前回は機能面での違いにつき述べたので今回スタイルの違い等を見てみる。
比較に用いたのは2006年春製レインシャドー(ocean blue)と2011年春製トレントシェル(bali blue)、いずれもメンズのSサイズ。
左がトレントシェル、右がレインシャドー
着丈はレインシャドーが77cm、トレントシェルが71cmくらい。
身幅はレインシャドーが61cm、トレントシェルが54cmくらい。
いずれもトレントシェルのほうが短く、着用感としてもトレントシェルのほうがぴっちりした感じがする。
同じパタゴニアの製品なのにずいぶんと実測寸法が違うものだ。
ワンサイズ分くらいトレントシェルのほうが小さいイメージ。
もっとも、腕の長さは同じくらいの感じである。
下の写真は長袖Tシャツの上にトレントシェルを着てとったものだが、何となくちんまり、もっさりとした感じを与える。
これはレインシャドー
こっちのほうがいい。
単にサイズが合う、合わないの問題か?
しかし、私の印象でいえば、トレントシェルは着丈が短くちんまりした感じだし、裏地も白くて工夫がなく安っぽい。デザインもあまり考えられていない感じがして、全体的にちゃちなイメージである。
他方、レインシャドーは裏地が淡い水色ではだけたときにきれいだし、控えめに柄もあったりして手が込んでいる。全体的にパタゴニアクオリティーを感じさせる一品といえる。
一番違うのは、両者は生地の質感だ。トレントシェルはただのビニールのような感じなのに対し、レインシャドーはしっとりとして、つややか、しなやかな感じがする。実際にレインシャドーのほうが耐久性があり、破れにくいとされている。
ちなみにトレントシェルは腕のH2NOマークが刺繍である。刺繍は水のしみこみを招きやすいためにパタゴニアは最近避けているのだが、レインシャドーの生地にはロゴシールがくっついたものの、トレントシェルにはうまく接着しなかったために、やむなく刺繍になったと聞いた。
ロゴシールにも嫌われるトレントシェルの生地ということである。
このように見ると、両者は似て非なるものということができ、1万円高くてもレインシャドーのほうがいいなあ、と感じる次第である。
レインシャドーとトレントシェルの違いは?
前回は機能面での違いにつき述べたので今回スタイルの違い等を見てみる。
比較に用いたのは2006年春製レインシャドー(ocean blue)と2011年春製トレントシェル(bali blue)、いずれもメンズのSサイズ。
左がトレントシェル、右がレインシャドー
着丈はレインシャドーが77cm、トレントシェルが71cmくらい。
身幅はレインシャドーが61cm、トレントシェルが54cmくらい。
いずれもトレントシェルのほうが短く、着用感としてもトレントシェルのほうがぴっちりした感じがする。
同じパタゴニアの製品なのにずいぶんと実測寸法が違うものだ。
ワンサイズ分くらいトレントシェルのほうが小さいイメージ。
もっとも、腕の長さは同じくらいの感じである。
下の写真は長袖Tシャツの上にトレントシェルを着てとったものだが、何となくちんまり、もっさりとした感じを与える。
これはレインシャドー
こっちのほうがいい。
単にサイズが合う、合わないの問題か?
しかし、私の印象でいえば、トレントシェルは着丈が短くちんまりした感じだし、裏地も白くて工夫がなく安っぽい。デザインもあまり考えられていない感じがして、全体的にちゃちなイメージである。
他方、レインシャドーは裏地が淡い水色ではだけたときにきれいだし、控えめに柄もあったりして手が込んでいる。全体的にパタゴニアクオリティーを感じさせる一品といえる。
一番違うのは、両者は生地の質感だ。トレントシェルはただのビニールのような感じなのに対し、レインシャドーはしっとりとして、つややか、しなやかな感じがする。実際にレインシャドーのほうが耐久性があり、破れにくいとされている。
ちなみにトレントシェルは腕のH2NOマークが刺繍である。刺繍は水のしみこみを招きやすいためにパタゴニアは最近避けているのだが、レインシャドーの生地にはロゴシールがくっついたものの、トレントシェルにはうまく接着しなかったために、やむなく刺繍になったと聞いた。
ロゴシールにも嫌われるトレントシェルの生地ということである。
このように見ると、両者は似て非なるものということができ、1万円高くてもレインシャドーのほうがいいなあ、と感じる次第である。