宝島社 patagonia PERFECT BOOK について [全 般]
2012年8月27日に宝島チャンネル社から、『MonoMax別冊 patagonia(R) PERFECT BOOK』というムック(book +magazine=mook)が発売された。書店およびパタゴニアストアで販売されている。
買う価値があるかどうかを見極めるために本屋で立ち読みをしてみた。
しかし、パタゴニアのカタログやホームページの記載に毛が生えた程度のもので、980円も出して買う気は起きなかった。
その内容は、シェルドシンチラ、ストームジャケット、レトロカーディガン、およびチノパンの新旧比較、 日本人アンバサダーのインタビュー、コモンスレッズ・イニシアティブ等パタゴニアの環境問題への取り組みの紹介、2012年秋冬物の紹介、ストア店員の紹介やインタビュー、その他、といった具合である。
多少面白みがあるのは最初の新旧比較程度か。
昔のカタログに載っている各製品とその現在版を見開きページで比較するというものだが、昔のパタゴニアを知らない人には多少面白いかもしれないと思った。しかし、3製品だけだから、資料的価値は乏しい。私は昔のカタログそのものを持っているので面白みはなし。
その他の記事も買う気を起させるようなものはなかった。特に2012年秋冬物の紹介など、パタゴニアのカタログか?と思われる内容であった。 アンバサダーが実際に使用する製品として、今秋の新製品パウスレーヤーが挙げられていたりして、「本当か?」と思うようなところもあり、やや興ざめした。
歴代製品の系譜等を写真やスタイルナンバーつきで紹介したりすると保存版としての価値がぐぐっと上がるのだろうが。
こういう雑誌を作るならもう少し歴代の名品に触れるなど、ファンが読んで面白い内容にしてもらいたいと思う。
それとも、一般的なファンにはこのムックのようなほうがいいのか?。 私はあまりにも突っ込みすぎているので分からなくなってきている。
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