ストームジャケット storm jacket 2000 黒 [ハードシェル(00以降)]
2000年製ストームジャケット、黒
2000年ころのストームはとても格好いい。
1着だけパタゴニアを持とうとするなら1996年~2001年までのストームジャケットをお勧めする。
その着心地、使い勝手、及び格好の良さに間違いなく惚れるはずだ。
ストーム2000年黒はゴアテックスストームの黒とともに人気がある。人気の秘密は裏地まで黒であるところだ。確かに、なかなか格好いいと思う。
パタゴニアジャケットは意外に裏地まで黒の物は少ないので、自分としては表および裏地が黒黒のハードシェルは基本的に買いと思っている。
しかし、96年から01年ストームの場合、スタイル自体が格好いいので、何色でもいいので一度試してみてほしいものだ。
そしてパタゴニアファンになってもらいたいと思う。
2000年ストーム。中にはシンチラスナップT1998紺。
美しいストーム
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ストレッチエレメントの不思議 [ハードシェル(00以降)]
ストレッチエレメント 2004年。
2004年、ストレッチエレメントはシックスシューターと並んで66,150円でTop of the PATAGONIAの座を獲得した。
しかし、翌2005年、同ジャケットは14,175円も値下げして51,975円になり、当年第4位まで転落した。ここまではおおむね上記リンク先で述べたとおりである。
ところが、この2005年、米国では逆に、2004年の$360から値上げになり$375で売られていた。
基本的にパタゴニア日本支社は米国での値段設定を基本にして値付けをしているはずであって、米国で値上げになったものは日本でも値上げになるか、せめて据え置かれるのが通常であろう。
それが値下げ、しかも大幅に値下げになったのである(14,175円という下げ幅はおそらくパタゴニア日本支社の価格において史上最大の下落幅と考えられる)。
その結果、ストレッチエレメントは2004年には同年主要製品中、米国価格との比較で最も割高だったのだが
2004年 1ドル価格 183.75円(日本価格÷米国価格の値)
←最も割高な製品であった。
2005年には逆に最もお買い得な製品となったのである。
2005年 1ドル価格 138.60円(日本価格÷米国価格の値)
←もっとも割安な製品となった。
よほど2004年に日本で売れなかったのだろうか。
ストレッチエレメント 2004。
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フーディニフルジップ Houdini fullzip 2004 リッジブルー [ハードシェル(00以降)]
2004年製フーディニフルジップ、色はリッジブルー。
私が所有する全パタゴニアジャケットの中で一番よく使用しているものだ。
その理由は、ランニングに用いることがあるためだ。
真冬はフーディニでは寒いのでウィンドブレーカーを着るし、夏のあたりは暑いので半袖Tシャツだけで走るのだが、それ以外の季節には結構これが役立つ。
まず、これをTシャツの上に着て走り出し、しばらくして暑くなってきた際に走りながら脱ぐのだが、脱いだ後に丸めてズボンのポケットにつっこむことができるのである。
若干、ズボンがふくらむが、多少であり、ランニングの邪魔にはならないし、特段目立つわけでもない
そんなことができるジャケットは他にはない。
保温性はないが、若干の雨ならははじいてくれる。
紙のようにペラペラなのに23,100円も出す価値があるのだろうか、と思ったものだが、買ってみると代替性のない活躍をしてくれている。
おすすめの1着である。
フーディニフルジップ
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レインシャドーとトレントシェルの違いは? [ハードシェル(00以降)]
レインシャドージャケット
トレントシェルとレインシャドーは両方ともインサレーションの施されていない2.5層構造の薄手のハードシェルジャケットということで共通している。
近時のパタゴニアジャケットではハイスペックなものにはロゴシールが、それほどテクニカルでないものには貼り付けタグが用いられているが、トレントシェル、レインシャドーにはいずれも貼り付けタグが用いられている点でも共通している。
両者とも普及型の廉価版ジャケットであるが、それでも1万円程度の価格差がある。
その価格の違いは何か。
いずれもパタゴニアのハードシェルであるから防水性は基本的には十分であり、外からの水が中にしみこむようなことはない。
その答えは主には透湿性のレベルの違いだ。身体からの汗を発散させることができるかどうかで快適さに違いが出る。レインシャドーはトレントシェルよりも透湿性が優れており、汗をとばしてくれる。トレントシェルはこの性能で劣り、身体が汗でぬれてしまいやすくなる。
また、レインシャドーには止水ジッパーが用いられているが、トレントシェルには用いられていない。このあたりのこだわりの違いが価格差に出ている。
せっかくパタゴニアを買うのならせめてレインシャドーレベル以上のものを買いたいと自分としては思っている。
なお、2000年前後の旧型トレントシェルはレインシャドーレベルのスペックをもつと考えられる。本記事で述べるトレントシェルは2009年以降の新型トレントシェルのことである。
トレントシェルトレインシャドーの違いは? vol.2はこちら
スペクタープルオーバー Specter Pullover [ハードシェル(00以降)]
2004年製スペクタープルオーバー 色はリッジブルー。
スペクターはジャケットとプルオーバー(PO)があった。
いずれもハードシェルに位置づけられるが、とてつもなく軽い。このPOはわずか184グラムである。レインシャドウが369グラムなのでその半分くらいの重量しかない。
着心地は結構ハードで、バリバリしている。しかし生地は紙のように薄い。
重量を抑えるため袖口はゴムであり、ベルクロストラップは付いていない。
結構な値段のものなので(34,650円)、ベルクロくらい付けて欲しかったと思う。これがないとどうも安っぽく見える。
風が入ってくるし。
腹部にカンガルーのようなポケットがついてる。結構大きい。
ジャケットのほうは羽織りやすいのでよく使うのだが、これは普段あまり使おうと思ったことがない。
重量を抑えたい山登りのときに、雨具としてもっていくようなイメージだが、実際山登りをするときにはもともとシェルを着ていくことが多いので、残念ながら日の目を見ることがない。
リキッドスカイジャケット Liquid sky jacket 2003 everglade [ハードシェル(00以降)]
2003年製 リキッドスカイジャケット、色はエバーグレイド
リキッドスカイはストームジャケットに似たつくりだが、若干それよりも着丈が長い。
ストームジャケットは内側にフリースを装着させることはできないが、リキッドスカイは、シンチラジャケットⅡ、R3ラディアントジャケットなどを装着させることができる。
ストームジャケットは2002年、2003年のみGore-Tex仕様であるが、リキッドスカイは全てGore-Texである。
ストームジャケットは帽子を襟にしまうことができないが、リキッドスカイはそれができる。
このように、いろいろな面でストームジャケットを進化させたのがリキッドスカイである。
価格は2000年の初登場から2004年の廃盤まで全て49,000円で微動だにしなかった。
使い勝手はストームと同じ。前を開けたときに帽子に引っ張られてべろんと胸元が開かないので、ややこちらのほうが格好いいか。
いずれも私は好きである。
珍名ジャケット~カタログに一度も載らずに廃盤~ [ハードシェル(00以降)]
2005年秋冬物にユニークな名称のジャケットが登場した。その名も
ストレッチメタボリックジャケット
伸縮性を備えた軽量でコンパクトなハードシェルとのことである。
イメージ的にはストレッチエレメントの若干格安バージョンといった位置づけであった。デザイン的にもストレッチエレメントに似ていた。
しかし、いかんせん名前が悪かった。
多くの男性がメタボという言葉に敏感になっている時分に、敢えて「メタボリックジャケット」など買いたくはなかろう。
そのためか、他に例のない厳しい扱いを受けることとなった。
すなわち、同ジャケットは2005 Fall, Late Fall, Winter と三冊のカタログのShell Overview に顔を出しているのだが、いずれにおいても、「オンラインショップ参照」とされ、とうとう単体でカタログに載ることなくその姿を消したのである。
通常はFall catalogで載らなくても、late fall とか、Winter 、Heaet of Winter あたりでは登場するはずだ。
一度も登場せずに廃盤になったジャケットなど私の記憶ではない。
かくしてストレッチメタボリックは幻と化した。中古市場でもほとんど目にすることはないのではなかろうか。
なお、ストレッチメタボリックの後継はストレッチラティテュードというこれまた負けず劣らず地味なジャケットであった。ストレッチラティテュードは2006,2007と登場して後継を持たずにひっそりと姿を消した。
以後、このラインは製造されていない。
ストレッチメタボリックジャケット
伸縮性を備えた軽量でコンパクトなハードシェルとのことである。
イメージ的にはストレッチエレメントの若干格安バージョンといった位置づけであった。デザイン的にもストレッチエレメントに似ていた。
しかし、いかんせん名前が悪かった。
多くの男性がメタボという言葉に敏感になっている時分に、敢えて「メタボリックジャケット」など買いたくはなかろう。
そのためか、他に例のない厳しい扱いを受けることとなった。
すなわち、同ジャケットは2005 Fall, Late Fall, Winter と三冊のカタログのShell Overview に顔を出しているのだが、いずれにおいても、「オンラインショップ参照」とされ、とうとう単体でカタログに載ることなくその姿を消したのである。
通常はFall catalogで載らなくても、late fall とか、Winter 、Heaet of Winter あたりでは登場するはずだ。
一度も登場せずに廃盤になったジャケットなど私の記憶ではない。
かくしてストレッチメタボリックは幻と化した。中古市場でもほとんど目にすることはないのではなかろうか。
なお、ストレッチメタボリックの後継はストレッチラティテュードというこれまた負けず劣らず地味なジャケットであった。ストレッチラティテュードは2006,2007と登場して後継を持たずにひっそりと姿を消した。
以後、このラインは製造されていない。
パウダーケッグジャケット Powderkeg jacket 2004 pebble [ハードシェル(00以降)]
2004年製パウダーケッグジャケット、色はぺブル。
スキーやスノーボード用のハードシェルである。
見た目や着用感はソフトシェル風である。同年製造のシックスシューターがバリバリのハードシェルであるのに対し、これはソフトシェルに近いハードシェルと言えよう。
珍しくわきの下ではなく、胸にベンチレーションが付いている。
ハンドウォーマーポケットのジッパーが硬く、上げ下げがしにくいので大変いらつく(個体差があるのかもしれないが)。フロントジッパーは軽快である。
結構格好いいジャケットなので、何かと選ばれることが多い。
とりわけ思い入れはないのだが、そこそこ気に入っているジャケットである。
パウダーケッグ
トレントシェルとレインシャドーの違いは? vol.2 [ハードシェル(00以降)]
vol.1はこちら
レインシャドーとトレントシェルの違いは?
前回は機能面での違いにつき述べたので今回スタイルの違い等を見てみる。
比較に用いたのは2006年春製レインシャドー(ocean blue)と2011年春製トレントシェル(bali blue)、いずれもメンズのSサイズ。
左がトレントシェル、右がレインシャドー
着丈はレインシャドーが77cm、トレントシェルが71cmくらい。
身幅はレインシャドーが61cm、トレントシェルが54cmくらい。
いずれもトレントシェルのほうが短く、着用感としてもトレントシェルのほうがぴっちりした感じがする。
同じパタゴニアの製品なのにずいぶんと実測寸法が違うものだ。
ワンサイズ分くらいトレントシェルのほうが小さいイメージ。
もっとも、腕の長さは同じくらいの感じである。
下の写真は長袖Tシャツの上にトレントシェルを着てとったものだが、何となくちんまり、もっさりとした感じを与える。
これはレインシャドー
こっちのほうがいい。
単にサイズが合う、合わないの問題か?
しかし、私の印象でいえば、トレントシェルは着丈が短くちんまりした感じだし、裏地も白くて工夫がなく安っぽい。デザインもあまり考えられていない感じがして、全体的にちゃちなイメージである。
他方、レインシャドーは裏地が淡い水色ではだけたときにきれいだし、控えめに柄もあったりして手が込んでいる。全体的にパタゴニアクオリティーを感じさせる一品といえる。
一番違うのは、両者は生地の質感だ。トレントシェルはただのビニールのような感じなのに対し、レインシャドーはしっとりとして、つややか、しなやかな感じがする。実際にレインシャドーのほうが耐久性があり、破れにくいとされている。
ちなみにトレントシェルは腕のH2NOマークが刺繍である。刺繍は水のしみこみを招きやすいためにパタゴニアは最近避けているのだが、レインシャドーの生地にはロゴシールがくっついたものの、トレントシェルにはうまく接着しなかったために、やむなく刺繍になったと聞いた。
ロゴシールにも嫌われるトレントシェルの生地ということである。
このように見ると、両者は似て非なるものということができ、1万円高くてもレインシャドーのほうがいいなあ、と感じる次第である。
レインシャドーとトレントシェルの違いは?
前回は機能面での違いにつき述べたので今回スタイルの違い等を見てみる。
比較に用いたのは2006年春製レインシャドー(ocean blue)と2011年春製トレントシェル(bali blue)、いずれもメンズのSサイズ。
左がトレントシェル、右がレインシャドー
着丈はレインシャドーが77cm、トレントシェルが71cmくらい。
身幅はレインシャドーが61cm、トレントシェルが54cmくらい。
いずれもトレントシェルのほうが短く、着用感としてもトレントシェルのほうがぴっちりした感じがする。
同じパタゴニアの製品なのにずいぶんと実測寸法が違うものだ。
ワンサイズ分くらいトレントシェルのほうが小さいイメージ。
もっとも、腕の長さは同じくらいの感じである。
下の写真は長袖Tシャツの上にトレントシェルを着てとったものだが、何となくちんまり、もっさりとした感じを与える。
これはレインシャドー
こっちのほうがいい。
単にサイズが合う、合わないの問題か?
しかし、私の印象でいえば、トレントシェルは着丈が短くちんまりした感じだし、裏地も白くて工夫がなく安っぽい。デザインもあまり考えられていない感じがして、全体的にちゃちなイメージである。
他方、レインシャドーは裏地が淡い水色ではだけたときにきれいだし、控えめに柄もあったりして手が込んでいる。全体的にパタゴニアクオリティーを感じさせる一品といえる。
一番違うのは、両者は生地の質感だ。トレントシェルはただのビニールのような感じなのに対し、レインシャドーはしっとりとして、つややか、しなやかな感じがする。実際にレインシャドーのほうが耐久性があり、破れにくいとされている。
ちなみにトレントシェルは腕のH2NOマークが刺繍である。刺繍は水のしみこみを招きやすいためにパタゴニアは最近避けているのだが、レインシャドーの生地にはロゴシールがくっついたものの、トレントシェルにはうまく接着しなかったために、やむなく刺繍になったと聞いた。
ロゴシールにも嫌われるトレントシェルの生地ということである。
このように見ると、両者は似て非なるものということができ、1万円高くてもレインシャドーのほうがいいなあ、と感じる次第である。
リキッドスカイ Liquid sky 2000 classic navy [ハードシェル(00以降)]
2000年製リキッドスカイジャケット、色はクラシックネイビー。
リキッドスカイはストームジャケットと同じく外側に4つ斜めポケットが付いている。
普段使いにもテクニカル使用にも耐える優れものである。
ゴアテックス仕様で、ストームジャケットよりも13,000円くらい値段が高い。
本製品のように一般的な色のジャケットの場合、遠めで見るとストームジャケットなのか、リキッドスカイなのか、なかなか見分けるのが困難であるが、帽子の付き方や、胸の斜めポケットの上部、襟タグの付き方等で慣れると見分けることができる。
着てみると、ストームジャケットよりも若干着丈が長い。
使い勝手はストームと同じ。前を開けたときに帽子に引っ張られてべろんと胸元が開くとがない。襟に帽子を入れこむこともできるので、雪が帽子の中に積もることもない。
トリムの色とのコントラストが格好いい。インナーはスナップT。
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