R3 2004年製 黒 [R2 R3 R4・フリース]
R3ジャケット 2004年黒
R3はメジャーなR2とR4の間に挟まれ、やや地味な印象であるが、結構毎年格好いいスタイルとなっている。
特に2004年製は他のRシリーズの物と比べてもスタイリッシュでセンスを感じさせるものとなっている。
胸のパッチポケットが特徴的である。 これの位置が比較的上のほうについているため、見るものの視線を上にあげることができ、なんとなくかっこよく見えるのではないかと思っている。
一時期R2もこのような胸の形をとっていたが、パッチポケットにはなっておらず、他の部分と同様、フリース地であったため、あまり目立たなかった。
なかなか手に入るものでもないので大切にしている一着である。
旧型スーパーアルパイン 1994年 フレンチレッド [ハードシェル(90年代)]
1994年製スーパーアルパイン フレンチレッド
1993年に登場した旧型スーパーアルパインは一時代を築いた。
パタゴニア日本支社が目白に登場したのが1989年。私の認識では当時はパタゴニアといえばシンチラであり、シェル類には(値段がとてつもなく高かったこともあり)目が行っていなかった。
そのため、しばらくの間、シェルの代表格ナイトロのことも知らなかった。間もなく、スキージャケットに適した最高峰製品として50,000円近くするナイトロジャケットを購入する輩がちらほら登場し始めそれを認知する。
その後、しばらくパタゴニアに飽き、ナイトロの存在も忘れたころに登場し、一世を風靡したのがこのスーパーアルパインである。
なんとその価格はナイトロをはるかに上回る57,000円。
パタゴニアの知名度がアップし、偽物が出始め、プロペラなどの原宿のセレクトショップで定価+αの価格で当たり前のように売られていたころだ。
94年には偽物防止のため、一時だけ、貼り付けタグのフィッツロイの山並が白くなっていないいわゆる「雪なしタグ」と呼ばれるタグが用いられたことがあった。
その前年にはダスブライトパープルとかグリセードの人気製品が登場した。
フレンチレッドは当時の定番の色。黒のラインナップがめったになかったころからの基本色である。
このアラミドの白格子はファンには絶対に欠かせない一品だ。
もう20年近く前の製品になるが、今でもその輝きはあせていない。