DAS parka gecko green 2002 [ダスパーカ・ダウン]
人気の2002年製 gecko
2002ゲッコーは2000アシッドほどではないが、そこそこ人気は高い。遠目の写真で見ると両者の区別が難しいことがあるので、ウェブで購入する際にはどちらなのかを十分に確認をする必要がある。
ちなみに同じことは01ポップオレンジと97フェニックスレッドとの間でも起こりうる。ポップオレンジとフェニックスレッドでは天と地ほどの価値の違いがあるので注意されたい。
ゲッコーはすでにパタゴニアが2000年前後に大人気を博した後に製造された製品であるため、プレミアムを狙った業者が溜め買いをしており、いまだに新品の製品がオークションサイトに登場したりする。胸のpatagoniaの貼り付けタグの「p」が大文字になっているできの悪い中国製の偽物がある。
状態がいい製品だと6~7万円の値がつくこともあるが、割と安い値段(15,000円くらい)で手に入れられる場合もある。
2002年からのダスは裾のパイピングがなくなるなどの若干のマイナーチェンジを経ているのでオールドパタゴニアファンからすると少々残念に思ったものだが,マイナーチェンジからそろそろ20年近くが経つのでそういう感覚ももう時効かもしれない。
R4ジャケット 2007 black [R2 R3 R4・フリース]
2007年製R4 黒
R4の紹介はいくつめだろうか。
レギュレーターシリーズの中で一番私がたくさん持っているのがR2、次がR4だ。R3は地味で少数精鋭。
最近のパタゴニアファンの人からすれば「R4?そんな製品あるの?」といった感じだろうか。2014年をもって廃盤となっている。
R4はフリースの割には35000円くらいするのでなかなか手に入れづらい。しかし、もともと「R4ウィンドブロックジャケット」との名称であっただけあり、風を寄せ付けず、R2、R3と違って冬にアウターとして用いても耐えうる保温性を提供してくれる。
問題点はR4はぶ厚いので、着用すると少し横に大きく見える。見た目はかっこいいが、着用して鏡をみるとイメージと違っていてあれっとなる。
太り気味の人には向かないかもしれない製品である。私も着用を断念して久しい。
マイクロシンチラジャケット 2003年 [R2 R3 R4・フリース]
2003年製 マイクロシンチラジャケット
マイクロシンチラはフリースの目が細かい。つるっと着ることができる。前開きのジャケットだし、使い勝手がいい。
腕にパタゴニアの貼り付けタグがあることろが特徴。さりげなさがかっこいいと思っている。
左右のポケット周りのトリムが胸のパッチポケットが付く前の96年、97年製のレトロXの様子に似ているため、一瞬旧型レトロXかと思うのだが、その価値はぜんぜん違う。これはレトロXの足下にも及ばない。
結構固定ファンがいたジャケットだが、とうの昔に廃盤になっている。
着用している分にはいいが、持つと結構かさばる。それがネックで、ついつい、R2とかR3にしてしまうことが多く、使用頻度は低い。
タグ:スナップT
スーパープルマ 1997 classic navy [ハードシェル(90年代)]
旧型スーパープルマ 97年製クラシックネイビー
クラシックネイビーはパタゴニアの伝統的な紺。
伝統的にストームジャケットによく用いられている色目であるが、実にかっこいい色だ。近時は「CNY」と略される。
私は旧型スーパープルマを結構気に入っていてたくさん持っているのだが、公平に見て一番かっこいいのはやっぱりクラシックネイビーではないかと思っている。
旧型スーパープルマのデザインは2012年にモデルチェンジしたストームジャケットや、今年の春夏もので超超超地味に登場し、すでに2万円弱のアウトレット価格に落ち込んでいるリサイクルナイロンパーカに似たイメージだ。
ちなみに言えば、もともと1986年にストームジャケットが初登場したときから95年まではこのように大きな斜めポケットを2つ持った形だった。懐かしいパタゴニア最初期の時代の話だ。
スーパープルマは2011年に新型が登場し、それもポケットの配置のイメージがハの字型でこれに似ている。新型といってももはや9年も前であるが。
今(2020年)は、「スーパー」が取れたただのプルマジャケットというのがひっそりと、しかしそこそこの高額製品としてラインナップされている。
ちなみに「プルマ」とはスペイン語で「羽」を意味する。羽のように軽いジャケットいう命名である。今はもっと軽いジャケットがたくさんあるので意味合いがぼやけているが。
この頃の製品の何がいいかというと、つるっとした無地の水色の裏地である。
最近のものは裏地に90年後半ころの物のような色気がない。スーパーアルパイン(むろん旧型)や本製品のころから長らく用いられていたバリバリした着用感のハードシェルがもった独特の水色の綺麗な裏地のほうが今の物よりもさわやかと感じる。
高気圧で雲が一掃された一面の秋晴れにマッチしたすがすがしい裏地である。
いずれ気が向けば当時物の裏地をアップすることもあろう。
幻の日本未発売製品一覧 [新製品発表]
昔はほとんどなかったが、最近日本未発売製品が増えている。新製品のところでちょこちょこ紹介しているものもあるが、少しまとめてみようかと思う。
なお、製品名の後ろの( )の数字はスタイルナンバーである。
また、想定日本価格はその年のアメリカ価格が同じか近い製品の日本での価格を参考にして私が推定した金額であり、それ以上の根拠を持つものではないし、同じアメリカ価格の製品が複数ある場合に平均を取って計算したりはしていないので、あくまでもあり得る日本価格程度と認識して欲しい。
2017年製品
1 descensionist jkt (30105) 449ドル 想定日本価格61,560円
日本ではバックパックかなにかでこの名前があったが、ジャケットとしては上る人、ascensionistはあったが、下る人、descensionistはなかった。
結構価格が高い。
2 field hacking jkt (81970) 299ドル 想定日本価格39,960円
昔だったらHolidayカタログに登場するような、街着やゲレンデスキー用のジャケットと思われる。
3 front country uniform jkt (29370) 399ドル 想定日本価格58,320円
昔、ルビコンユニフォームジャケットという日本未発売製品があったが、再び日本未発売品として「uniform」の文字が入った製品が生まれた。
他方、日本で発売された製品では「uniform」が入ったものはなかったのではないかと思う。
不思議なことである。
2019年製品
2018年製品には日本未発売製品はないようなので、次は2019
4 Insulated powder bowl jkt (31443) 479ドル 想定日本価格63,000円くらい
スタイル番号31442のインサレーテッドパウダーボウルまでは日本でも2016年でも発売されていたが(アメリカではその後も31442は2018年まで売られていた)、2017年以降は31442,31443ともに日本未発売である。
ちなみにインサレーテッドパウダーボウルの初登場は2008年であり、当初のスタイルナンバーは30920であった。2011年に31440に、2013年に31441,2016年に31442にと、ちょこちょことマイナーチェンジを重ねている。マイナーチェンジがあると2013年以降のようにスタイル番号が+1になることが多い。
スタイル番号31443のpowder bowl jkt
5 Insulated Quandary jkt(27630)299ドル 想定日本価格40,700円
1のパウダーボウルもそうだが、ときおり、インサレーテッド版製品だけが日本で発売されないということが最近ある。日本ではそれほど寒くないのでインサレーテッド製品が売れないのだろうか。保温性が売りのプリモパフも未発売となっているし。
6 Lone mountain Parka(27865)299ドル 想定日本価格40,700円
これは3-in-1製品のみ2020年に日本でも販売された。
7 Nano puff bivy PO(84186)219ドル 想定日本価格31,000円くらい
ナノパフとビビーがくっついた製品のプルオーバー。日本でもそこそこ売れそうだが未発売となっている。
8 Primo puff jkt(30440)799ドル 想定日本価格105,600円
プリモダウンの後継製品。
かなり目立つ最高級価格帯のシェルなのに日本未発売。
9 Retro pile PO(22811)129ドル 想定日本価格18,150円
これはなかなかよさそう。安いし。
10 3-in-1 Snow shot jkt(31660)399ドル 推定日本価格55,000円くらい
これも2016年までは日本でも売っていたが、2017年以降、未発売となった製品。
2017年に載せてもいいものである。
2020年
11 tres jkt(26790)499ドル 推定日本価格64,900円くらい
トレス3-in-1のジャケット版か。
以前よりウィメンズにはトレスジャケットという製品があったが、メンズはなかった。
12 upstride(29930)299ドル 推定日本価格40,700円
汗をかくバックカントリスキー用のソフトシェルジャケットと思われる。悪天候には不向きである。.
13 silent down jkt(27930)279ドル 推定日本価格39,600円
700フィルパワーのダウンジャケット。
600フィルパワーのハイロフトダウンよりもフィルパワーが高い。
フィルパワーが高いほど空気を多く含むことができる良質なダウンということができる。なかなか格好いいし、これはいいかもしれない。ただ、フードがなければ寒いか。
14 pack in pullover hoody(20895)189ドル 推定日本価格28,600円
ソフトシェルのパーカーのようである。
このくらいでしょうか。抜けはあると思いますが。
なお、製品名の後ろの( )の数字はスタイルナンバーである。
また、想定日本価格はその年のアメリカ価格が同じか近い製品の日本での価格を参考にして私が推定した金額であり、それ以上の根拠を持つものではないし、同じアメリカ価格の製品が複数ある場合に平均を取って計算したりはしていないので、あくまでもあり得る日本価格程度と認識して欲しい。
2017年製品
1 descensionist jkt (30105) 449ドル 想定日本価格61,560円
日本ではバックパックかなにかでこの名前があったが、ジャケットとしては上る人、ascensionistはあったが、下る人、descensionistはなかった。
結構価格が高い。
2 field hacking jkt (81970) 299ドル 想定日本価格39,960円
昔だったらHolidayカタログに登場するような、街着やゲレンデスキー用のジャケットと思われる。
3 front country uniform jkt (29370) 399ドル 想定日本価格58,320円
昔、ルビコンユニフォームジャケットという日本未発売製品があったが、再び日本未発売品として「uniform」の文字が入った製品が生まれた。
他方、日本で発売された製品では「uniform」が入ったものはなかったのではないかと思う。
不思議なことである。
2019年製品
2018年製品には日本未発売製品はないようなので、次は2019
4 Insulated powder bowl jkt (31443) 479ドル 想定日本価格63,000円くらい
スタイル番号31442のインサレーテッドパウダーボウルまでは日本でも2016年でも発売されていたが(アメリカではその後も31442は2018年まで売られていた)、2017年以降は31442,31443ともに日本未発売である。
ちなみにインサレーテッドパウダーボウルの初登場は2008年であり、当初のスタイルナンバーは30920であった。2011年に31440に、2013年に31441,2016年に31442にと、ちょこちょことマイナーチェンジを重ねている。マイナーチェンジがあると2013年以降のようにスタイル番号が+1になることが多い。
スタイル番号31443のpowder bowl jkt
5 Insulated Quandary jkt(27630)299ドル 想定日本価格40,700円
1のパウダーボウルもそうだが、ときおり、インサレーテッド版製品だけが日本で発売されないということが最近ある。日本ではそれほど寒くないのでインサレーテッド製品が売れないのだろうか。保温性が売りのプリモパフも未発売となっているし。
6 Lone mountain Parka(27865)299ドル 想定日本価格40,700円
これは3-in-1製品のみ2020年に日本でも販売された。
7 Nano puff bivy PO(84186)219ドル 想定日本価格31,000円くらい
ナノパフとビビーがくっついた製品のプルオーバー。日本でもそこそこ売れそうだが未発売となっている。
8 Primo puff jkt(30440)799ドル 想定日本価格105,600円
プリモダウンの後継製品。
かなり目立つ最高級価格帯のシェルなのに日本未発売。
9 Retro pile PO(22811)129ドル 想定日本価格18,150円
これはなかなかよさそう。安いし。
10 3-in-1 Snow shot jkt(31660)399ドル 推定日本価格55,000円くらい
これも2016年までは日本でも売っていたが、2017年以降、未発売となった製品。
2017年に載せてもいいものである。
2020年
11 tres jkt(26790)499ドル 推定日本価格64,900円くらい
トレス3-in-1のジャケット版か。
以前よりウィメンズにはトレスジャケットという製品があったが、メンズはなかった。
12 upstride(29930)299ドル 推定日本価格40,700円
汗をかくバックカントリスキー用のソフトシェルジャケットと思われる。悪天候には不向きである。.
13 silent down jkt(27930)279ドル 推定日本価格39,600円
700フィルパワーのダウンジャケット。
600フィルパワーのハイロフトダウンよりもフィルパワーが高い。
フィルパワーが高いほど空気を多く含むことができる良質なダウンということができる。なかなか格好いいし、これはいいかもしれない。ただ、フードがなければ寒いか。
14 pack in pullover hoody(20895)189ドル 推定日本価格28,600円
ソフトシェルのパーカーのようである。
このくらいでしょうか。抜けはあると思いますが。