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インファーノ 2004年製 黒 infurno [ハードシェル(00以降)]

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2004年製インファーノジャケット 黒



 パタゴニアではたまに裏にフリースが施された製品がラインナップする。

 古くはシェルドシンチラ、一番人気がこのインファーノ、地味ながら人気のあるストレッチバウンダリー、ミックスマスター、現行商品ではイスマスパーカーあたりがこれに該当する。
 
 いずれも人気がある。

 さて、このインファーノはそこそこ寒い時に便利である。インナーがやや薄着でもインファーノがフリースとアウターの双方の役割を果たして、保温性を与えてくれるからである。

 もっとも、コーデュロイシャツの上に着ようとすると恐ろしく着にくいので、それはだめだ。
 
 薄いインナーとインファーノでは寒いという時にはなかなか使いにくいことになる。すなわち、腕の内部にまでフリースラインが施されているため、フリースの上に着こむこともなかなか難しいのである。

 このように用途が限定された一品ではあるが、私はかなり気に入っている。


















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目白店 こっそりsale中 2014.1 [全 般]

 
 目白店がこっそりと

 【Baby製品 アルパインカテゴリーのGore-tex製品 付いてる値段から更に20%オフ】

 というセールをやっているようです。ウェブでは公表されていない様子。

 
目白店 sale2014.1b.jpg
 

 付いてる値段から更に20%オフということは何パーセント引きで買えるのでしょうか。

 アウトレット品は70%(30%引き)で売られていますので、そこからさらに80%(20%引き)ですから56%(44%引き)ということでしょうか。

 約半額でGore-tex製品を買えるというのは結構珍しいのでは。

 目白店へGO!

1月29日まで~。

















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氷点下30℃でパタゴニアを着る [全 般]


今年(2014年)は年明けそうそうに大寒波がアメリカ中西部を襲ったらしく、シカゴで氷点下25℃を記録したり、ナイアガラの滝が約70年ぶりに凍結したりと、記録的な寒さとなっているらしい。

 現地はさぞかし大変だろうと想像するが、それでもパタゴニアをテストできるという意味において少しうらやましくもある。

 私もボストンに住んでいたときは冬の寒さを楽しんだものだ。
boston guide parka b.jpg

 車が埋まる大雪の中でガイドパーカーを着る。
 

 さて、自然気象ではないが、日本でも氷点下30℃を体感できる場所がある。

 名古屋市科学館5階の極寒ラボである。
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 マイナス30℃の部屋の中でオーロラ映像を見たり、南極の氷に触れたりすることができる体験施設である。一度に20人しか入室することができない上、人気が高いので、整理券を受け取るのに1時間ほど並ばなければならない(腰を下ろして券の配布時間を待つ)。

 チャレンジに用いたのはフレキシフライヤージャケット。
 玄人筋の評価の高い99年製の3層構造のハイスペックジャケットである。
 
 中にはリバーシブルグリセードを着込んだ。

 他の人は施設が準備している防寒具を借りて着込んでいる。

 私は当然、防寒具は着込まずに(一応借りたが)、フレキシフライヤーで臨んだ。冷気が上がってこないようにきついパウダースカートをきっちり閉めた。袖口もベルクロをしめ、頭にはフードをかぶった。


 まずはマイナス10℃の小部屋に入って身体をならす。

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 このくらいは余裕である。 志賀高原でマイナス12°を体感したことを思い出す。
 
 5分弱経ってから、いよいよマイナス30℃の世界に足を踏み入れる。

 ドアを開けた瞬間から冷気が漂ってくる。冷凍庫を開けたときのような感じだ。冷凍庫は-18℃位らしいのでそれもよりも寒い。

 考えて見れば20℃の気温差はかなり大きい。20℃だと暑く感じるほどであるが、0℃は凍える寒さだ。
 その温度差をマイナス10℃から下に向けて感じるのである。

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 やはり寒い。肌が出ているところから冷えていくと聞いていたが、ジーンズの裾からわずかに冷気が入ってくるのが分かる。ジーンズがしばらくすると固くなったようだ。

 口にはマスクをしていたため、息が上に漏れ、しばらく経つと、水蒸気がまつげ、眉毛で凍り付いた。

 肝心の上半身であるが、パウダースカート効果もあり、冷気が入り込むことはなかった。下半身の冷えが大きかったこともあってか、あまり寒さは感じない。さすがはフレキシフライヤーである。

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 しかし、せいぜい5分くらいがいいところだと思った。 そのくらい経つと体幹が寒さを感じ始める。そうなるとハードな運動時の着用を前提とするフレキシフライヤーではいかにも辛い。保温性重視のガイドパーカとかプリモダウンなどのビレイパーカが欲しくなるところだ。

 ちょうど、体幹が冷えを感じはじめたあたりで別の扉が開き、最初とは別のマイナス10℃の部屋に移動した。20℃暖かくなるので寒いとは感じない。

 そして、スタート地点に戻る。全行程20分弱の体験。

 なかなか得がたい体験ができた。
 
 次ぎのチャンスがあればTシャツにプリモダウンで体験してみたいと思う。
























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2014年最初のカタログも mountain [カタログ話]


2012年、2013年に引き続き2014年も最初のカタログは「mountain」であった。

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 去年に引き続きぺらぺらのカタログ。


 2013年は私の知る限りで10冊のカタログが頒布された。
 
 その順番は mountain → spring → surf → summer → June → early fall → fall → snow → holiday → winter solstice であったと思う。

 「June」 というのが初めて誕生したタイトルである。 summer の後にJune がくるのが面白い。中身はsummer と大差ないようであるが。


 winter solsticeには創業者イヴォン・シュイナードが20年目に残したいいエッセイが載っていた。 抜粋してみよう。
 「・・・ 私たちは「少ない方がいい」、つまり長持ちする質の高い製品を少数持つことがこれからの衣類のあり方だと考える。世界最大のアウトドアウェア会社になりたいと思ったことは一度もない。私たちは世界最高の企業になりたいだけだ。そのために努力し、企業生命が100年続くことを目指す。100年間の存続を目指すということは自社内で経営資金を賄い、社員を大切にし、お客様の満足を得るために尽力するということである。この目標は、・・企業としてのパタゴニアにとても心地よいものだ。20年[いまでは40年]を生き存えたことは贈り物であり、自分たちのあるべき場所にも戻ることもまた贈り物なのである。」

 「自社内で経営資本を賄い」とあるが、パタゴニアはオーナー企業として知られている(無論、オーナーはイボンシュイナードらである)。大企業となった今でも株式を公開していない。株式を公開すると毎年成長が求められることになるからであろう。イヴォンシュイナードが目指す「世界最高の企業」の理念とは異なるからであろう。

  たとえば、成長が求められるようになると、毎年、「売上高」の1%(「利益」の1%ではない!)を環境保護団体に寄付するというものも難しくなるかもしれない。金のかかるオーガニックコットンの採用も難しかったかもしれない。さらには新品の売り上げを少なくする「リユース」の勧めもなかったであろう。

 オーナー企業ゆえの魅力というところがパタゴニアにはある。
























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旧型トレントシェル 1998 hunter [ハードシェル(90年代)]

 あけましておめでとうございます。

 今年も本ブログをよろしくお願いします。

 お正月にはどのような思い出ができましたか。


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98年トレントシェルジャケット 色はハンター。

 さて、2014年のトップバッターは旧型トレントシェル。16年前の製品。


 トレントシェルの最初期版。トリムとの相性がよくなかなかかっこいい部類だと思う。


 この製品が発売されたころはまだそれほどパタゴニアがメジャーになっていなかったと思う。

 当時は95年を最安値にして商品がどんどん値上げしていったころで、シェル類をなかなか安価に手に入れることができなかったものだ。
 97年でいえばトラベルガイドジャケットが30,000円と裏地付きのシェルジャケットでは最安値であったが、あまり魅力的なデザインではなく、購入する気は起きなかった。

 そんな中で、ストームジャケットばりの裏地メッシュを引っ提げて26,000というリーズナブルな価格で登場したのがトレントシェルだった。

 もともとテクニカル使用のつもりはなかったので、街着としては十分な本製品に飛びついて買ったものだ。

 欠点は剥離が早いことだろう。

 使用して蒸れたジャケットをそのままにしておくと剥離の開始が早いので、風通しのいいところで保管し、時折洗濯をすることが肝心である。

 洗濯をすると剥離すると思っている人がいるが、それは剥離が始まってしまった後の話で、始まる前は洗濯をこまめにした方がいい。


 
 ↓DAS parka 94ブライトパープルMサイズ小穴2つありが31万5000円で売られています。
  めったに販売されない一品物。欲しい人にはチャンスです。
 









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