2017年 秋冬物新製品 ~vol.2~ [新製品発表]
パタゴニアでは1988年から1991年頃にかけて、Retro Pile Cardigan という製品を発売していた。
そう、2000年に復刻されたClassic retro cardigan の元祖である。
今年、2017年秋、パタゴニアは26年ぶりに レトロパイルの名を復活させた。
Retro Pile Jacket (19,980円)
値段はレトロXと比べて1万円ほども安い。
スタイルは1998年までのレトロカーディガン、および2012年以降のクラシックレトロXカーディガンによく似ている。
似たような名前が増え、何が何だかわからなくなってきた。
これはレトロパイルベスト(16,200円)
不人気だった一時期のレトロXベストとうり二つである。
次は紛らわしい製品。
イスマスジャケット(28,080円)
イスマスパーカーはインファーノの後を受けて2011年に登場したシェルとフリースライニング一体型の人気製品。イスマスといえばフリース付き、との印象が強い。
それ故、今年、「イスマスジャケット」なる製品を見つけたとき、これまでのパタゴニアにおける「パーカー」と「ジャケット」の使い分け、すなわち、帽子付きがパーカー、なしがジャケットという違いで、人気のイスマスパーカー帽子なしの派生製品を登場させたのだろうと思った。
しかし、写真を見ると、帽子が付いている。
とすると、単に丈の長さか(パタゴニアでは丈の長いのがパーカ、短いのがジャケットと呼ぶ)?
違いは何かと思ってみると、なんとフリースライニングがない!!
「フリースライニングがないなんてイスマスじゃないよ!」って人は結構多いのではなかろうか。
どういうこの新製品、イスマス名を冠したのであろう?
インサレーション入りの暖かいジャケットのようであるが。
間違えて買ってしまわないように。
次は、これ。
リサイクルドウールシリーズ
シリーズ最高峰のパーカー(70,200円)
パーカよりも丈の短いジャケット(54,000円)、PO(42,120円)などもある。
どうなんでしょうかね。これらは。
そう、2000年に復刻されたClassic retro cardigan の元祖である。
今年、2017年秋、パタゴニアは26年ぶりに レトロパイルの名を復活させた。
Retro Pile Jacket (19,980円)
値段はレトロXと比べて1万円ほども安い。
スタイルは1998年までのレトロカーディガン、および2012年以降のクラシックレトロXカーディガンによく似ている。
似たような名前が増え、何が何だかわからなくなってきた。
これはレトロパイルベスト(16,200円)
不人気だった一時期のレトロXベストとうり二つである。
次は紛らわしい製品。
イスマスジャケット(28,080円)
イスマスパーカーはインファーノの後を受けて2011年に登場したシェルとフリースライニング一体型の人気製品。イスマスといえばフリース付き、との印象が強い。
それ故、今年、「イスマスジャケット」なる製品を見つけたとき、これまでのパタゴニアにおける「パーカー」と「ジャケット」の使い分け、すなわち、帽子付きがパーカー、なしがジャケットという違いで、人気のイスマスパーカー帽子なしの派生製品を登場させたのだろうと思った。
しかし、写真を見ると、帽子が付いている。
とすると、単に丈の長さか(パタゴニアでは丈の長いのがパーカ、短いのがジャケットと呼ぶ)?
違いは何かと思ってみると、なんとフリースライニングがない!!
「フリースライニングがないなんてイスマスじゃないよ!」って人は結構多いのではなかろうか。
どういうこの新製品、イスマス名を冠したのであろう?
インサレーション入りの暖かいジャケットのようであるが。
間違えて買ってしまわないように。
次は、これ。
リサイクルドウールシリーズ
シリーズ最高峰のパーカー(70,200円)
パーカよりも丈の短いジャケット(54,000円)、PO(42,120円)などもある。
どうなんでしょうかね。これらは。
DAS, スーパーアルパイン、M10廃盤 [新製品発表]
2017年のラインナップが概ね出そろったようだ。
DAS parkaがとうとう姿を消した模様。
1992年から2016年まで25年間、スナップTもストームジャケットもおよそ到達しえなかった四半世紀に渡る連続製造年数を誇ったモンスターがついに姿を消した。
さようならダスパーカー。パタゴニア人気の加熱は君なくしてはあり得なかったよ。
93,94ブライトパープル、コバルト、97ブルーリボン、00アシッド、02ゲッコーと世に名高い名品を送り出したが、ここ10年ほどはヒット作に恵まれなかった感が否めない。根強く人気は残ると思うが、一旦は歴史に幕が下ろされた格好となった(来年か再来年にひょっこり再登場していそうであるが・・・、しかも同じスタイルのまま)。
さて、ほかの廃盤製品。
大きいところでは2011年の再登場以来、アルパインジャケットの最高峰として新定番製品としての地位を築いていたスーパーアルパインがアウトとなったようだ。
また、最上級の軽量ジャケット、M10も二度目の廃盤の模様。M10アノラックだけ残った。
パウスレイヤーはまだある。
高いところでは、2009年から8年にわたって根強い人気を博したワナカダウンジャケットが廃盤。
サンダークラウドダウンや、ストームドリフト、リコネッサンスジャケットも姿を消している。
リコネッサンスジャケットとほぼ同じ感じのジャケットで、ディセンジョニストジャケット(descensionist jkt)というのがアメリカサイトに出ているが($449)、日本サイトには出ていない。
米国限定品か。
descensionist jkt
それにしてもプリモダウンは息が長い。とうとう11年目に突入。
2017 primo down
DAS parkaがとうとう姿を消した模様。
1992年から2016年まで25年間、スナップTもストームジャケットもおよそ到達しえなかった四半世紀に渡る連続製造年数を誇ったモンスターがついに姿を消した。
さようならダスパーカー。パタゴニア人気の加熱は君なくしてはあり得なかったよ。
93,94ブライトパープル、コバルト、97ブルーリボン、00アシッド、02ゲッコーと世に名高い名品を送り出したが、ここ10年ほどはヒット作に恵まれなかった感が否めない。根強く人気は残ると思うが、一旦は歴史に幕が下ろされた格好となった(来年か再来年にひょっこり再登場していそうであるが・・・、しかも同じスタイルのまま)。
さて、ほかの廃盤製品。
大きいところでは2011年の再登場以来、アルパインジャケットの最高峰として新定番製品としての地位を築いていたスーパーアルパインがアウトとなったようだ。
また、最上級の軽量ジャケット、M10も二度目の廃盤の模様。M10アノラックだけ残った。
パウスレイヤーはまだある。
高いところでは、2009年から8年にわたって根強い人気を博したワナカダウンジャケットが廃盤。
サンダークラウドダウンや、ストームドリフト、リコネッサンスジャケットも姿を消している。
リコネッサンスジャケットとほぼ同じ感じのジャケットで、ディセンジョニストジャケット(descensionist jkt)というのがアメリカサイトに出ているが($449)、日本サイトには出ていない。
米国限定品か。
descensionist jkt
それにしてもプリモダウンは息が長い。とうとう11年目に突入。
2017 primo down
2018 春夏物新製品 [新製品発表]
2018年の春夏物は新製品が2つほどしかないようだ。
一つ目はrannerdaleラナーデールジャケット(27,000円)
H2No採用の2.5層構造のレインウェアである。
トレントシェルの上位版。
イメージ的には昔のレインシャドーやトレントシェルプラスあたりに相当する製品か。トレントシェルプラスとは胸で切り返しがあるあたりも似ている。
ポケッタブルらしい。
ハンドウォ-マーポケットがジッパーではなく,スナップになっている。
ほかにはさしたる特徴はない。
2つ目は、R1テックフェイスフーディー(23,760円)
フリースに悪天候対応機能が加わり、多用途に使えるフーディーとのこと。DWR(撥水性加工)処理がなされているらしい。R1の最高峰製品。
割とかっこいい。
どういうわけか2製品とも春カタログ(March 2018) に載っていない。
一つ目はrannerdaleラナーデールジャケット(27,000円)
H2No採用の2.5層構造のレインウェアである。
トレントシェルの上位版。
イメージ的には昔のレインシャドーやトレントシェルプラスあたりに相当する製品か。トレントシェルプラスとは胸で切り返しがあるあたりも似ている。
ポケッタブルらしい。
ハンドウォ-マーポケットがジッパーではなく,スナップになっている。
ほかにはさしたる特徴はない。
2つ目は、R1テックフェイスフーディー(23,760円)
フリースに悪天候対応機能が加わり、多用途に使えるフーディーとのこと。DWR(撥水性加工)処理がなされているらしい。R1の最高峰製品。
割とかっこいい。
どういうわけか2製品とも春カタログ(March 2018) に載っていない。
2018年 秋冬物新製品 [新製品発表]
熊谷で観測史上最高気温となる41.1度を記録した2018年の夏真っ盛り。
甲子園がまだ始まっていない時期であるが、2018年秋冬物新製品が発表された。
ストームの派生製品が登場しているようだ。
高い順に。
マイクロパフストームジャケット 68,040円
昨年パタゴニアが推したマイクロパフがストームと合体した。
530グラムと超軽量の2層構造の防水性/透湿性シェル。ダウン級の保温性を提供するとのこと。
ストレッチナノストームの後継かな。
マイクロパフのイメージからすると、この価格ではやや高すぎのではあるまいか。
次は、シティストームパーカ 63,720円
こちらは700フィルパワーダウン採用の高級製品。
重量は1100gぐらいあるが、パーカであり、ももの中間までくる長さであることも考えれば十分だろう。
やはり、化繊よりダウンの方が高級感があると思う。
アメリカ価格ではMicro puff storm と city storm は同じ499ドル。なぜ、日本では前者の方が5,000円近く高くなったのだろう。
保温性、長い丈であることなど、サンダークラウドダウンパーカっぽい。後継かな。
次はウェンディゴダウンジャケット 37,260円
防風性を備え悪天候に対応しながら冬の寒さにしっかりと対応するジャケットとのこと。
600フィルパワーダウン採用とのこと。
スリングショットダウンジャケットに帽子が付いたような感じ。
最後にアメリカではLone Mountain Parka というのが売っている。
299ドル。
トレスみたいでかっこいい。
安いし。
今のところ、こんなところ。
いいものがありますかね。
甲子園がまだ始まっていない時期であるが、2018年秋冬物新製品が発表された。
ストームの派生製品が登場しているようだ。
高い順に。
マイクロパフストームジャケット 68,040円
昨年パタゴニアが推したマイクロパフがストームと合体した。
530グラムと超軽量の2層構造の防水性/透湿性シェル。ダウン級の保温性を提供するとのこと。
ストレッチナノストームの後継かな。
マイクロパフのイメージからすると、この価格ではやや高すぎのではあるまいか。
次は、シティストームパーカ 63,720円
こちらは700フィルパワーダウン採用の高級製品。
重量は1100gぐらいあるが、パーカであり、ももの中間までくる長さであることも考えれば十分だろう。
やはり、化繊よりダウンの方が高級感があると思う。
アメリカ価格ではMicro puff storm と city storm は同じ499ドル。なぜ、日本では前者の方が5,000円近く高くなったのだろう。
保温性、長い丈であることなど、サンダークラウドダウンパーカっぽい。後継かな。
次はウェンディゴダウンジャケット 37,260円
防風性を備え悪天候に対応しながら冬の寒さにしっかりと対応するジャケットとのこと。
600フィルパワーダウン採用とのこと。
スリングショットダウンジャケットに帽子が付いたような感じ。
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- 価格: 19,440 円
2018年 秋冬物新製品 part.2 [新製品発表]
新製品が2つほど追加投入されたようだ。
パタゴニアウェブサイトでは新着順で並び替えても上に出てこないのでわかりにくい。
まずは、デパータージャケット 48,600円
2層構造のゴアテックスジャケット。
左右の胸から腰にかけての斜めポケットが、以前のストームジャケットに似ている。
裏地がメッシュのところも同じ。
模様つきの裏地の製品もあるようだ。
山でも街でも活躍する多用途型とされている。
次はストレッチサーマルフーディー。 27,000円
サーフィン後の革新的な保温対策となる多用途型フーディとのこと。
ストレッチ・ボードショーツの生地とウェットスーツの保温性ライナーの長所を組み合わせて完成させた製品らしい。外側はDWR(耐久性撥水)加工により水しぶきや小雨を弾き、内側はウェットスーツに使用している、滑らかで濡れても保温性を維持するポリエステルを使用している。
すっきりとしていて割とかっこいいかもしれない。
このくらいかな、今のところのプラス分は。
パタゴニアウェブサイトでは新着順で並び替えても上に出てこないのでわかりにくい。
まずは、デパータージャケット 48,600円
2層構造のゴアテックスジャケット。
左右の胸から腰にかけての斜めポケットが、以前のストームジャケットに似ている。
裏地がメッシュのところも同じ。
模様つきの裏地の製品もあるようだ。
山でも街でも活躍する多用途型とされている。
次はストレッチサーマルフーディー。 27,000円
サーフィン後の革新的な保温対策となる多用途型フーディとのこと。
ストレッチ・ボードショーツの生地とウェットスーツの保温性ライナーの長所を組み合わせて完成させた製品らしい。外側はDWR(耐久性撥水)加工により水しぶきや小雨を弾き、内側はウェットスーツに使用している、滑らかで濡れても保温性を維持するポリエステルを使用している。
すっきりとしていて割とかっこいいかもしれない。
このくらいかな、今のところのプラス分は。
2019年 春夏物新製品 [新製品発表]
2018年の冬は結局ほとんど,新作が出なかった。
昔ならどんどん入れ替わっていた10年くらいある製品がなかなか廃盤にならない。
パウダーボウルとか、スノーショットとか、プリモダウン、トリオレットとか。
その分新製品が少ないのではないか。
さて、2019春夏はどうか。
まず、フーディニの派生製品が出た模様。
これはフーディニエアジャケット 22,680円
フーディニにしては高い。
フーディニとエアシェッドの中間に位置するジャケットとのことである。
フーディニよりも悪天候に弱いが、その分透湿性が高い。
エアシェッドは透湿性が高いだけが特徴の製品。その良さを取り入れつつ悪天候へのプロテクションを備えたのがフーディニエア。
プロテクションの順では、アルパインフーディニ>フーディ二>フーディニエア、ということになる。
ちなみに、フーディニは今年(2019年)にモデルチェンジし、左胸の斜めポケットのスタイルになった。
次はフーディニスナップT。14,580円
シェルドシンチラ、グリセードPO、ダウンに次いで今度はフーディニとスナップTが合体してしまった。まあ、フリースが施されているわけではないので、正確に言えば合体ではなくフーディニがスナップTの形をとっただけではある。
2014年をもって廃盤となったフーディニプルオーバーに近い。スナップTは胸で切り替えがあるところに特徴があるのでデザイン性は全く違うが。
最後に、カルサイトジャケット。36,720円(春夏カタログでは38,880円となっているが)
レインシェルである。
2.5層構造のゴアテックスパックライト採用製品。
2.5層構造のゴアテックスパックライトが採用されたレインウェアといえば、2014年をもって廃盤となったスーパーセルジャケットであろう。ポケットのスタイルは違うが、機能的にはその再来の様子。
スーパーセルは35,640円。値段も近い。
少し遅れて出たのがこれ。
ダートローマージャケット 30,780円
軽量で通気性に優れ、雨もはじくマウンテンバイク用ジャケットとのこと。
背中左側に大きめな縦ポケットがある。
久しぶりの自転車用ジャケットである。
これも2019春ものらしい。
メープルグローブスナップT 20,900円
スナップTが肌触りが快適なストレッチ・キャンバス素材と合体。
最近増えつつあるスナップTの派生製品の一つ。胸のところで切り返すデザインもある模様。
割とかっこいいかも。
昔ならどんどん入れ替わっていた10年くらいある製品がなかなか廃盤にならない。
パウダーボウルとか、スノーショットとか、プリモダウン、トリオレットとか。
その分新製品が少ないのではないか。
さて、2019春夏はどうか。
まず、フーディニの派生製品が出た模様。
これはフーディニエアジャケット 22,680円
フーディニにしては高い。
フーディニとエアシェッドの中間に位置するジャケットとのことである。
フーディニよりも悪天候に弱いが、その分透湿性が高い。
エアシェッドは透湿性が高いだけが特徴の製品。その良さを取り入れつつ悪天候へのプロテクションを備えたのがフーディニエア。
プロテクションの順では、アルパインフーディニ>フーディ二>フーディニエア、ということになる。
ちなみに、フーディニは今年(2019年)にモデルチェンジし、左胸の斜めポケットのスタイルになった。
次はフーディニスナップT。14,580円
シェルドシンチラ、グリセードPO、ダウンに次いで今度はフーディニとスナップTが合体してしまった。まあ、フリースが施されているわけではないので、正確に言えば合体ではなくフーディニがスナップTの形をとっただけではある。
2014年をもって廃盤となったフーディニプルオーバーに近い。スナップTは胸で切り替えがあるところに特徴があるのでデザイン性は全く違うが。
最後に、カルサイトジャケット。36,720円(春夏カタログでは38,880円となっているが)
レインシェルである。
2.5層構造のゴアテックスパックライト採用製品。
2.5層構造のゴアテックスパックライトが採用されたレインウェアといえば、2014年をもって廃盤となったスーパーセルジャケットであろう。ポケットのスタイルは違うが、機能的にはその再来の様子。
スーパーセルは35,640円。値段も近い。
少し遅れて出たのがこれ。
ダートローマージャケット 30,780円
軽量で通気性に優れ、雨もはじくマウンテンバイク用ジャケットとのこと。
背中左側に大きめな縦ポケットがある。
久しぶりの自転車用ジャケットである。
これも2019春ものらしい。
メープルグローブスナップT 20,900円
スナップTが肌触りが快適なストレッチ・キャンバス素材と合体。
最近増えつつあるスナップTの派生製品の一つ。胸のところで切り返すデザインもある模様。
割とかっこいいかも。
2019年 秋冬物新製品 [新製品発表]
早くも2019年秋冬物が発表された。
グレードⅦに次ぐ,歴代2番目に高いジャケットが登場した。
frozen range 3-in-1 parka 103,680円
tores 3-in-1の上級製品。トレスはアウターがH2noであるが、本製品は3層構造のゴアテックスになっている。また、インナーがトレスはダウンジャケット(帽子なし)であるが、本製品はフーディーになっている。フィッツロイダウンパーカー風。700フィルパワーダウンを使用。「現在パタゴニアのジャケット製品の頂点を極めた,保温性にも最も優れた一着」とのこと。
その分、アウターの帽子は極めて大きい。かぶると、帽子が顔の先にかなり突き出る格好になる。フロントジッパーを閉めると口から鼻あたりまでくるため、ジッパーを閉めて帽子をかぶると目と鼻だけが出る様子となることからシュノーケル型フードというらしい。
これをかぶると容易には横を見られないので、自転車では危険。徒歩でも街中ではかなり危ないと思う。街着には不適である。
その分、保温性やプロテクションは高いのだろう。
frozen range parka 89,640円
これは上の製品のパーカ版。
2層構造のゴアテックスになっているようだ。700フィルパワーダウンを用いている点は同じ。
フロントのボタンが印象的。
帽子付きインナーがなくともシュノーケル型フードとなっている。
これが今後のパタゴニアの高級モデルのスタンダードになるのだろうか。
次は、フローズンレンジパーカの半分以下の値段で買える似たような見た目の製品。
メープルグローブダウンパーカ 41,040円
外側はストレッチキャンバスシェルが用いられており、プロテクションは弱い。600フィルパワーダウンで保温性は高そう。
イメージ的にはイスマスパーカのダウン版といった感じ。
帽子はシュノーケル型ではない従来通りのタイプである。
次はサイレントダウンシャツジャケット 31,320円
これは去年までのダウンスナップTの変形だろうか。なんとなく襟も胸のダブルポケットもかっこ悪い。
これはピークミッションジャケット 29,160円
これは春夏物として遅れ気味に出ていたものと思われるが、気づかなかったのでここに載せてみる。
ソフトシェルの内側にマイクロフリースを貼り付けた製品。
肌寒い天候の時に運動する用の製品。
特筆すべき点はなし。
最後にクアンダリージャケット 27,000円
バックパッキングからスノーボードまでの幅広い用途を念頭にデザインされた2層構造のH2Noシェルが用いられた製品。
「強風と豪雨の中で帰宅するという状況に遭遇する自転車通勤者やスケートボード通勤者にささげる防水性/透湿性ジャケット」とのこと。同じH2noでも3層構造のクラウドリッジや2.5層のストレッチレインシャドーよりも防水性は弱いと思われる。
まずはこんなところ。
グレードⅦに次ぐ,歴代2番目に高いジャケットが登場した。
frozen range 3-in-1 parka 103,680円
tores 3-in-1の上級製品。トレスはアウターがH2noであるが、本製品は3層構造のゴアテックスになっている。また、インナーがトレスはダウンジャケット(帽子なし)であるが、本製品はフーディーになっている。フィッツロイダウンパーカー風。700フィルパワーダウンを使用。「現在パタゴニアのジャケット製品の頂点を極めた,保温性にも最も優れた一着」とのこと。
その分、アウターの帽子は極めて大きい。かぶると、帽子が顔の先にかなり突き出る格好になる。フロントジッパーを閉めると口から鼻あたりまでくるため、ジッパーを閉めて帽子をかぶると目と鼻だけが出る様子となることからシュノーケル型フードというらしい。
これをかぶると容易には横を見られないので、自転車では危険。徒歩でも街中ではかなり危ないと思う。街着には不適である。
その分、保温性やプロテクションは高いのだろう。
frozen range parka 89,640円
これは上の製品のパーカ版。
2層構造のゴアテックスになっているようだ。700フィルパワーダウンを用いている点は同じ。
フロントのボタンが印象的。
帽子付きインナーがなくともシュノーケル型フードとなっている。
これが今後のパタゴニアの高級モデルのスタンダードになるのだろうか。
次は、フローズンレンジパーカの半分以下の値段で買える似たような見た目の製品。
メープルグローブダウンパーカ 41,040円
外側はストレッチキャンバスシェルが用いられており、プロテクションは弱い。600フィルパワーダウンで保温性は高そう。
イメージ的にはイスマスパーカのダウン版といった感じ。
帽子はシュノーケル型ではない従来通りのタイプである。
次はサイレントダウンシャツジャケット 31,320円
これは去年までのダウンスナップTの変形だろうか。なんとなく襟も胸のダブルポケットもかっこ悪い。
これはピークミッションジャケット 29,160円
これは春夏物として遅れ気味に出ていたものと思われるが、気づかなかったのでここに載せてみる。
ソフトシェルの内側にマイクロフリースを貼り付けた製品。
肌寒い天候の時に運動する用の製品。
特筆すべき点はなし。
最後にクアンダリージャケット 27,000円
バックパッキングからスノーボードまでの幅広い用途を念頭にデザインされた2層構造のH2Noシェルが用いられた製品。
「強風と豪雨の中で帰宅するという状況に遭遇する自転車通勤者やスケートボード通勤者にささげる防水性/透湿性ジャケット」とのこと。同じH2noでも3層構造のクラウドリッジや2.5層のストレッチレインシャドーよりも防水性は弱いと思われる。
まずはこんなところ。
2019年 秋冬物新製品 ~vol.2~ [新製品発表]
アセンジョニストジャケット 68,040円
地味ながら同名のジャケットが2008年~2009年にあった。したがって、2代目アセンジョニストである。
初代はこれほど高くなく、今のクラウドリッジのような雨具の中のやや高級版といった印象の製品で価格も31,500円と控えめであった。
今回、最高レベルの製品の一つとして生まれ変わった。
なお、同名称でバックパックもある。
特徴は重量わずか371gなのに3層構造、しかもゴアテックス採用という点。
アルパインクライミングにもスキーにもいい製品。
M10とかレフュジティブの後継種といったところか。どっちもゴアじゃないけど。
軽いのにゴアの3層構造という点は新しいのかもしれない。
これは
ストームドリフタージャケット 51840円
伸縮性を備えた軽量なH2NOの3層構造のシェル。
バックカントリースキー用の製品。
デザイン的には胸のポケット部分が2014年をもって廃盤となったプリモジャケットや、一昨年をもって姿を消し、今年新デザインになって復活したアントラックドジャケットのいっときのスタイルに似ている。
プリモ、プルマ、アントラックドなどと比べると「安い」と思ってしまうが、昔、高いジャケットとして知られたストレッチエレメントの2006年の価格とほぼ同じである。
全体的に価格の高い製品が増えたために感覚が麻痺してきている。
次に、実は新しくなっていたというこの製品。
マクロパフフーディー。48,600円
去年までは「マイクロ」パフだったのが、今年は「マクロ」パフになった。
マイクロ(100万分の1)で小さかったのが、突然、マクロ(巨大)化。
値段も去年の39,960円からマクロ化。
マイクロパフに用いられていたハイロフトプルマフィルインサレーションが用いられており、違いは分かりにくい。「マイクロパフを倍詰めたようなもの」とカタログには書いてあるが・・「ようなもの」であるから実際にはよく分からない。
約9,000円は上げすぎではないか。
マイクロパフの派生製品にこんなに出す人がいるだろうか。マイクロパフは元々イメージ的には3万前後である。マイクロパフフーディーは2012年には23,100円、マイクロパフジャケットに至っては18,900円の普及型製品だったのだ。
これを着ていても、「普及版のマイクロパフね」と思われるだろう。「マクロパフだ」と主張してみても虚しい。
私ならこれに5万出すならあと1万ちょい足してフィッツロイダウンパーカーを買いたい。
なお、今年もマイクロパフも姿を消してはいないようだ。マイクロパフフーディーが40,700円。
そして、そして、今年2019年、あの2007年以来パタゴニア史上最強製品の地位を不動のものにしてきたプリモダウンが廃盤になる模様。
代わりに登場するのがプリモ〇〇。
〇〇に入る言葉は?
なんと、「パフ」です。
がっくりきました。
2019年、プリモダウンに変わり、より高額でプリモパフが登場しそうです(米サイトでは2018年のプリモダウンを100ドル上回る価格ですでに登場しています)!
ダウンがパフに格下げになったにもかかわらずのこの値上げ!。
なにものだ、プリモパフ?10月になっても日本サイトに登場しないところを見ると,まさかの日本未発売か?
primo puff jkt $799
さて、やや小物となるが、追加で日本未発売と思われる新製品をいくつか見てみよう(後日、日本ラインに乗った製品もあります!)。
Lone mountain 3-in-1 jkt 379ドル
去年のローンマウンテンパーカ(日本未発売)に続いて、ローンの派生製品。
379ドルというのは今年の新製品メープルグローブダウンパーカのアメリカ価格と同じ。とすると日本で発売されるとすれば41,800円か。
いや、メープルグローブダウンパーカは日本での価格設定が安すぎるので同じには考えられないか。同製品は米国価格379ドルに対し日本価格41,800円。例えば、米国価格249ドルのタフパフフーディーが日本では42,900円であることをみると、メープルグローブダウンの日本での価格設定は極めて割安である。
349ドルのフィッツロイダウンジャケットが49,500円であることからすると、ローンマウンテン3-in-1の想定日本価格は5万円ちょっとくらいか。
これは去年(2018年)製造がなかったが、今年復活のインサレーテッドパウダーボウル。
新製品とは言いがたいが、日本未発売で気になったので。
価格は479ドルとわりと高い。
(日本未発売)
一昨年までは胸のポケットのジッパーが斜めだったが、まっすぐに変更になり、型番号も変わった。
なぜか日本ではインサレーテッド版のパウダーボウルは2016年を最後に発売されなくなってしまっている。
次はわりと面白いこれ
スナップフロントレトロXフリースジャケット 169ドル
日本のみで大人気のレトロXの派生製品なのになぜか日本のラインには乗らないらしい(後日乗った。24,750円)。
なかなかかわいい感じなのに。
これもレトロXの派生製品なのに日本未発売(これも後日乗った。23,100円)。
シェルドレトロX PO 159ドル
これはシェルドシンチラスナップTフーディーの後継かな。
このあたりも日本で売ってみればいいと思うが。
インサレーテッドクアンダリー 299ドル
(日本未発売)
今年(2019年)の新製品クアンダリージャケット(199ドル)の中綿入り版。
クアンダリージャケットは日本のラインナップに乗っている(27,500円)が,これは乗っていない。
まあ、可も不可もなしのイメージ。
遅れてきたのはこれ。
リサイクルドハイパイルフリースダウン(日本未発売) 279ドル
今年はずいぶん日本未発売が多い印象である。
地味ながら同名のジャケットが2008年~2009年にあった。したがって、2代目アセンジョニストである。
初代はこれほど高くなく、今のクラウドリッジのような雨具の中のやや高級版といった印象の製品で価格も31,500円と控えめであった。
今回、最高レベルの製品の一つとして生まれ変わった。
なお、同名称でバックパックもある。
特徴は重量わずか371gなのに3層構造、しかもゴアテックス採用という点。
アルパインクライミングにもスキーにもいい製品。
M10とかレフュジティブの後継種といったところか。どっちもゴアじゃないけど。
軽いのにゴアの3層構造という点は新しいのかもしれない。
これは
ストームドリフタージャケット 51840円
伸縮性を備えた軽量なH2NOの3層構造のシェル。
バックカントリースキー用の製品。
デザイン的には胸のポケット部分が2014年をもって廃盤となったプリモジャケットや、一昨年をもって姿を消し、今年新デザインになって復活したアントラックドジャケットのいっときのスタイルに似ている。
プリモ、プルマ、アントラックドなどと比べると「安い」と思ってしまうが、昔、高いジャケットとして知られたストレッチエレメントの2006年の価格とほぼ同じである。
全体的に価格の高い製品が増えたために感覚が麻痺してきている。
次に、実は新しくなっていたというこの製品。
マクロパフフーディー。48,600円
去年までは「マイクロ」パフだったのが、今年は「マクロ」パフになった。
マイクロ(100万分の1)で小さかったのが、突然、マクロ(巨大)化。
値段も去年の39,960円からマクロ化。
マイクロパフに用いられていたハイロフトプルマフィルインサレーションが用いられており、違いは分かりにくい。「マイクロパフを倍詰めたようなもの」とカタログには書いてあるが・・「ようなもの」であるから実際にはよく分からない。
約9,000円は上げすぎではないか。
マイクロパフの派生製品にこんなに出す人がいるだろうか。マイクロパフは元々イメージ的には3万前後である。マイクロパフフーディーは2012年には23,100円、マイクロパフジャケットに至っては18,900円の普及型製品だったのだ。
これを着ていても、「普及版のマイクロパフね」と思われるだろう。「マクロパフだ」と主張してみても虚しい。
私ならこれに5万出すならあと1万ちょい足してフィッツロイダウンパーカーを買いたい。
なお、今年もマイクロパフも姿を消してはいないようだ。マイクロパフフーディーが40,700円。
そして、そして、今年2019年、あの2007年以来パタゴニア史上最強製品の地位を不動のものにしてきたプリモダウンが廃盤になる模様。
代わりに登場するのがプリモ〇〇。
〇〇に入る言葉は?
なんと、「パフ」です。
がっくりきました。
2019年、プリモダウンに変わり、より高額でプリモパフが登場しそうです(米サイトでは2018年のプリモダウンを100ドル上回る価格ですでに登場しています)!
ダウンがパフに格下げになったにもかかわらずのこの値上げ!。
なにものだ、プリモパフ?10月になっても日本サイトに登場しないところを見ると,まさかの日本未発売か?
primo puff jkt $799
さて、やや小物となるが、追加で日本未発売と思われる新製品をいくつか見てみよう(後日、日本ラインに乗った製品もあります!)。
Lone mountain 3-in-1 jkt 379ドル
去年のローンマウンテンパーカ(日本未発売)に続いて、ローンの派生製品。
379ドルというのは今年の新製品メープルグローブダウンパーカのアメリカ価格と同じ。とすると日本で発売されるとすれば41,800円か。
いや、メープルグローブダウンパーカは日本での価格設定が安すぎるので同じには考えられないか。同製品は米国価格379ドルに対し日本価格41,800円。例えば、米国価格249ドルのタフパフフーディーが日本では42,900円であることをみると、メープルグローブダウンの日本での価格設定は極めて割安である。
349ドルのフィッツロイダウンジャケットが49,500円であることからすると、ローンマウンテン3-in-1の想定日本価格は5万円ちょっとくらいか。
これは去年(2018年)製造がなかったが、今年復活のインサレーテッドパウダーボウル。
新製品とは言いがたいが、日本未発売で気になったので。
価格は479ドルとわりと高い。
(日本未発売)
一昨年までは胸のポケットのジッパーが斜めだったが、まっすぐに変更になり、型番号も変わった。
なぜか日本ではインサレーテッド版のパウダーボウルは2016年を最後に発売されなくなってしまっている。
次はわりと面白いこれ
スナップフロントレトロXフリースジャケット 169ドル
日本のみで大人気のレトロXの派生製品なのになぜか日本のラインには乗らないらしい(後日乗った。24,750円)。
なかなかかわいい感じなのに。
これもレトロXの派生製品なのに日本未発売(これも後日乗った。23,100円)。
シェルドレトロX PO 159ドル
これはシェルドシンチラスナップTフーディーの後継かな。
このあたりも日本で売ってみればいいと思うが。
インサレーテッドクアンダリー 299ドル
(日本未発売)
今年(2019年)の新製品クアンダリージャケット(199ドル)の中綿入り版。
クアンダリージャケットは日本のラインナップに乗っている(27,500円)が,これは乗っていない。
まあ、可も不可もなしのイメージ。
遅れてきたのはこれ。
リサイクルドハイパイルフリースダウン(日本未発売) 279ドル
今年はずいぶん日本未発売が多い印象である。
2020春夏物新製品 [新製品発表]
コロナ騒動の中、いかがお過ごしでしょうか。
パタゴニアどころではないという人がほとんどでしょうが、春夏物新製品を見ていきます。
まずはパタゴニアが力を入れている風のこちら。
トレントシェル3Lジャケット 22000円
3Lとは3層構造のこと(3Layer)。
これまでの数多のトレントシェルは2層ないしは2.5層構造だったのだが、これらのトレントシェルは販売から返品までが日本では4年~6年と短くパタゴニアが求める耐久性が達成できていないとのことであった。
それは日本の多湿な気候によるものらしい。
防水メンブレンが剥きだしで保護のない2層、剥きだしに近い2.5層構造では耐久性が弱く、メンブレンの剥離が生じるのが早いということ。
そこで、これまでは高級製品にのみしか用いてこなかった3層構造を普及型廉価版のトレントシェルにも用いたのがこの製品である。
なお、プルオーバーの3Lもあり、19,800円と安価を保っている。
次は、ライトストームジャケット 36,300円
2013年以来のストームジャケットの再登場。
ただし、ライト。ストームライトでいうと2011年までさかのぼる。
腰の四角いポケットが印象的であるため目立たないが、腰に往年の4つポケットストームのような斜めポケットが左右についている。
また、左胸の縦のポケットは2011年のストームライトのデザインを踏襲しているようだ。
ストームジャケットは通常、丈が長めなのだがこれは割と短くてスタイリッシュな印象。
シャツが前からはみ出して少々かっこ悪いかもしれない。
これはモハーヴェトレイルウィンドブレーカージャケット 16,500円
156gと軽量で、ポケッタブルである。
トレイルランニング用のジャケトだと思う。
フーディニに似ているが、50gぐらい重い。フーティニでは保温性・防風性が心もとない場合に使うものか。
続いて復活のレインシャドージャケット 26,950円
復活と書いたが、去年までのストレッチレインシャドーのストレッチが取れただけなのかもしれない。ただ、デザインや性能は変わっている。
従来のものは2.5層構造だったが、これは3層構造になっている。トレントシェルと同じでこれが今後のパタゴニアスタンダードとなりそう。
値段は32,400円だったものが激安になっている。去年買った人は涙だろう。
パタゴニアジャケットもずいぶん手に入りやすくなったものだ。もっとも2012年の最後のレインシャドーは27300円だったから同じくらいか。
これはリサイクルナイロンパーカ 27,500円
名前は何の特徴もなさそうな製品だが、往年のパタゴニア製品っぽいにおいがする。
2003年のストームジャケットに似た胸での切替、胸の斜めポケット。旧型トリオレットジャケットのような、そこだけ色の切替しをしないフロントジッパーのカバーなど。
安いし、いいかもしれない。
なお、裏地はメッシュらしい。これも往年のストームっぽいところ。
続いてスティールフォージウィンドウレーカージャケット 20,900円
新製品として2つの目の暴風ジャケットである。
上の物よりもこちらの方が頑丈な感じ。走る時ではなくて作業中の防風着である。そのため、モハーヴェよりも風を通しにくくなっているものと思われる。
こんなところかな。
全体的に地味なイメージ。
春夏物はいつも地味だけれど。
パタゴニアどころではないという人がほとんどでしょうが、春夏物新製品を見ていきます。
まずはパタゴニアが力を入れている風のこちら。
トレントシェル3Lジャケット 22000円
3Lとは3層構造のこと(3Layer)。
これまでの数多のトレントシェルは2層ないしは2.5層構造だったのだが、これらのトレントシェルは販売から返品までが日本では4年~6年と短くパタゴニアが求める耐久性が達成できていないとのことであった。
それは日本の多湿な気候によるものらしい。
防水メンブレンが剥きだしで保護のない2層、剥きだしに近い2.5層構造では耐久性が弱く、メンブレンの剥離が生じるのが早いということ。
そこで、これまでは高級製品にのみしか用いてこなかった3層構造を普及型廉価版のトレントシェルにも用いたのがこの製品である。
なお、プルオーバーの3Lもあり、19,800円と安価を保っている。
次は、ライトストームジャケット 36,300円
2013年以来のストームジャケットの再登場。
ただし、ライト。ストームライトでいうと2011年までさかのぼる。
腰の四角いポケットが印象的であるため目立たないが、腰に往年の4つポケットストームのような斜めポケットが左右についている。
また、左胸の縦のポケットは2011年のストームライトのデザインを踏襲しているようだ。
ストームジャケットは通常、丈が長めなのだがこれは割と短くてスタイリッシュな印象。
シャツが前からはみ出して少々かっこ悪いかもしれない。
これはモハーヴェトレイルウィンドブレーカージャケット 16,500円
156gと軽量で、ポケッタブルである。
トレイルランニング用のジャケトだと思う。
フーディニに似ているが、50gぐらい重い。フーティニでは保温性・防風性が心もとない場合に使うものか。
続いて復活のレインシャドージャケット 26,950円
復活と書いたが、去年までのストレッチレインシャドーのストレッチが取れただけなのかもしれない。ただ、デザインや性能は変わっている。
従来のものは2.5層構造だったが、これは3層構造になっている。トレントシェルと同じでこれが今後のパタゴニアスタンダードとなりそう。
値段は32,400円だったものが激安になっている。去年買った人は涙だろう。
パタゴニアジャケットもずいぶん手に入りやすくなったものだ。もっとも2012年の最後のレインシャドーは27300円だったから同じくらいか。
これはリサイクルナイロンパーカ 27,500円
名前は何の特徴もなさそうな製品だが、往年のパタゴニア製品っぽいにおいがする。
2003年のストームジャケットに似た胸での切替、胸の斜めポケット。旧型トリオレットジャケットのような、そこだけ色の切替しをしないフロントジッパーのカバーなど。
安いし、いいかもしれない。
なお、裏地はメッシュらしい。これも往年のストームっぽいところ。
続いてスティールフォージウィンドウレーカージャケット 20,900円
新製品として2つの目の暴風ジャケットである。
上の物よりもこちらの方が頑丈な感じ。走る時ではなくて作業中の防風着である。そのため、モハーヴェよりも風を通しにくくなっているものと思われる。
こんなところかな。
全体的に地味なイメージ。
春夏物はいつも地味だけれど。
2020 秋冬物新製品 [新製品発表]
さて、2020年の秋冬物。
今年の目玉はこれかな、DASパーカ、4年ぶりの復活。
DAS parka 58300円
2016年に廃盤となったときは42,120円だったのが、一気に16,000円以上のアップ。
デザイン的にも特にめだった変わりはないようだし、化繊がダウンになったわけでもないのにこの高値はどうだろうか。再人気はこのコロナ下では難しいか。
あまりに高い、とのことでか、廉価版が初登場。
DASライトフーディー 42,900円
廉価版といっても2016年の価格を引き継いだ値段。
違いは正直よく分からないが、本家はエアロゲル・テクノロジー採用のプリマロフト・ゴールド・インサレーション・エコが、ライトは単なる軽量のプルマフィル・インサレーションが用いられている。
重量は556グラムと320グラム。大分違う。厚みが違うのだろう。
これはイスマス3- in- 1 41,800円
人気のイスマスにスリーインワンが登場。
個人的にはインファーノ的なイスマスパーカを推しますが、フリースだけでもかっこよく着られそうなので持ってても便利かも。
これはシティストームレインパーカ 57,200円
シティストームがことしはレインパーカに。パッカブルのようである。
レインパーカだけど、それほど丈が長くないスタイリッシュな印象。
3層構造のゴアテックスが用いられた優れもの。
ただ、この襟の形は昔のペンブロークと同じで、立てていればかっこいいけど、ねかして使うとワイシャツみたいな形で結構格好悪いと思う。
胸のロゴマークが魚なのが気になるこちら。
ウルトラライトパッカブル 35,200円
このマークは使われていたとしてもフィッシング製品だけだったと思うが、今年はこの製品とか、タフパフフーディーに使われているようだ。
あまりかっこよくないと思うが、どうだろうか。
少し遅れて登場したのがこちら。
ストームストライドジャケット 62,700円
H2Noパフォーマンス・スタンダード採用の3層構造のシェル。
登高時の動きを考え、最もアクティブな使用に適したシェルということでアルパインクライミングに最適な製品と思われる。
胸に大きなポケットが左右付いており、腰にはついていない。左右の縦ポケットが伝統的なSSTや少し前のリコネッサンスジャケットのデザインに似ている。
用途はかなり昔のストレッチエレメントタイプだろう。
最後にこちら。
ローンマウンテン3-in-1パーカ 52,800円
2019秋にアメリカで登場した新製品。
今年(2020)になって、日本で初登場。なお、アメリカではlone mountain parkaという製品も同時発売されていたが、日本で今年出ているのは3-in-1の方のみのようである。
インナージャケットの内側はレトロXやレトロパイルジャケットの外側のような毛の長いふわふわのフリースとなっており、気持ちよさそう。
インナージャケットの外側は斜め向きのダイヤモンドキルトパターンになっている。これについては好みが分かれるところであろう。私は定番のまっすぐのパターンの方が好きである。なんとなくダイヤモンドパターンは女性的な気がしてならない。
遅れてきたのがこちら。珍妙な製品。
シンチラカグール 20,900円
カグールは雨着だが、シンチラでは雨を防ぐことができない。矛盾をはらんだ製品であるが、2021年1月に見ると、ほとんど売り切れているので、人気製品なのかもしれない。
今年の目玉はこれかな、DASパーカ、4年ぶりの復活。
DAS parka 58300円
2016年に廃盤となったときは42,120円だったのが、一気に16,000円以上のアップ。
デザイン的にも特にめだった変わりはないようだし、化繊がダウンになったわけでもないのにこの高値はどうだろうか。再人気はこのコロナ下では難しいか。
あまりに高い、とのことでか、廉価版が初登場。
DASライトフーディー 42,900円
廉価版といっても2016年の価格を引き継いだ値段。
違いは正直よく分からないが、本家はエアロゲル・テクノロジー採用のプリマロフト・ゴールド・インサレーション・エコが、ライトは単なる軽量のプルマフィル・インサレーションが用いられている。
重量は556グラムと320グラム。大分違う。厚みが違うのだろう。
これはイスマス3- in- 1 41,800円
人気のイスマスにスリーインワンが登場。
個人的にはインファーノ的なイスマスパーカを推しますが、フリースだけでもかっこよく着られそうなので持ってても便利かも。
これはシティストームレインパーカ 57,200円
シティストームがことしはレインパーカに。パッカブルのようである。
レインパーカだけど、それほど丈が長くないスタイリッシュな印象。
3層構造のゴアテックスが用いられた優れもの。
ただ、この襟の形は昔のペンブロークと同じで、立てていればかっこいいけど、ねかして使うとワイシャツみたいな形で結構格好悪いと思う。
胸のロゴマークが魚なのが気になるこちら。
ウルトラライトパッカブル 35,200円
このマークは使われていたとしてもフィッシング製品だけだったと思うが、今年はこの製品とか、タフパフフーディーに使われているようだ。
あまりかっこよくないと思うが、どうだろうか。
少し遅れて登場したのがこちら。
ストームストライドジャケット 62,700円
H2Noパフォーマンス・スタンダード採用の3層構造のシェル。
登高時の動きを考え、最もアクティブな使用に適したシェルということでアルパインクライミングに最適な製品と思われる。
胸に大きなポケットが左右付いており、腰にはついていない。左右の縦ポケットが伝統的なSSTや少し前のリコネッサンスジャケットのデザインに似ている。
用途はかなり昔のストレッチエレメントタイプだろう。
最後にこちら。
ローンマウンテン3-in-1パーカ 52,800円
2019秋にアメリカで登場した新製品。
今年(2020)になって、日本で初登場。なお、アメリカではlone mountain parkaという製品も同時発売されていたが、日本で今年出ているのは3-in-1の方のみのようである。
インナージャケットの内側はレトロXやレトロパイルジャケットの外側のような毛の長いふわふわのフリースとなっており、気持ちよさそう。
インナージャケットの外側は斜め向きのダイヤモンドキルトパターンになっている。これについては好みが分かれるところであろう。私は定番のまっすぐのパターンの方が好きである。なんとなくダイヤモンドパターンは女性的な気がしてならない。
遅れてきたのがこちら。珍妙な製品。
シンチラカグール 20,900円
カグールは雨着だが、シンチラでは雨を防ぐことができない。矛盾をはらんだ製品であるが、2021年1月に見ると、ほとんど売り切れているので、人気製品なのかもしれない。