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2019年 秋冬物新製品 ~vol.2~ [新製品発表]

アセンジョニストジャケット 68,040円
ascensionist jkt 85230.jpg


地味ながら同名のジャケットが2008年~2009年にあった。したがって、2代目アセンジョニストである。
初代はこれほど高くなく、今のクラウドリッジのような雨具の中のやや高級版といった印象の製品で価格も31,500円と控えめであった。
今回、最高レベルの製品の一つとして生まれ変わった。
なお、同名称でバックパックもある。

特徴は重量わずか371gなのに3層構造、しかもゴアテックス採用という点。
アルパインクライミングにもスキーにもいい製品。
M10とかレフュジティブの後継種といったところか。どっちもゴアじゃないけど。
軽いのにゴアの3層構造という点は新しいのかもしれない。

これは
ストームドリフタージャケット 51840円
snow drifter jkt 30065.jpg


伸縮性を備えた軽量なH2NOの3層構造のシェル。
バックカントリースキー用の製品。
デザイン的には胸のポケット部分が2014年をもって廃盤となったプリモジャケットや、一昨年をもって姿を消し、今年新デザインになって復活したアントラックドジャケットのいっときのスタイルに似ている。
プリモ、プルマ、アントラックドなどと比べると「安い」と思ってしまうが、昔、高いジャケットとして知られたストレッチエレメントの2006年の価格とほぼ同じである。
全体的に価格の高い製品が増えたために感覚が麻痺してきている。


次に、実は新しくなっていたというこの製品。
macro puff hoody 80110.jpg

マクロパフフーディー。48,600円

去年までは「マイクロ」パフだったのが、今年は「マクロ」パフになった。
マイクロ(100万分の1)で小さかったのが、突然、マクロ(巨大)化。

値段も去年の39,960円からマクロ化。

マイクロパフに用いられていたハイロフトプルマフィルインサレーションが用いられており、違いは分かりにくい。「マイクロパフを倍詰めたようなもの」とカタログには書いてあるが・・「ようなもの」であるから実際にはよく分からない。
約9,000円は上げすぎではないか。
マイクロパフの派生製品にこんなに出す人がいるだろうか。マイクロパフは元々イメージ的には3万前後である。マイクロパフフーディーは2012年には23,100円、マイクロパフジャケットに至っては18,900円の普及型製品だったのだ。
これを着ていても、「普及版のマイクロパフね」と思われるだろう。「マクロパフだ」と主張してみても虚しい。
私ならこれに5万出すならあと1万ちょい足してフィッツロイダウンパーカーを買いたい。
なお、今年もマイクロパフも姿を消してはいないようだ。マイクロパフフーディーが40,700円。


そして、そして、今年2019年、あの2007年以来パタゴニア史上最強製品の地位を不動のものにしてきたプリモダウンが廃盤になる模様。

代わりに登場するのがプリモ〇〇。

〇〇に入る言葉は?


なんと、「パフ」です。

がっくりきました。

2019年、プリモダウンに変わり、より高額でプリモパフが登場しそうです(米サイトでは2018年のプリモダウンを100ドル上回る価格ですでに登場しています)!

ダウンがパフに格下げになったにもかかわらずのこの値上げ!。

なにものだ、プリモパフ?10月になっても日本サイトに登場しないところを見ると,まさかの日本未発売か?
primo puff jkt 30440.jpg

primo puff jkt $799




さて、やや小物となるが、追加で日本未発売と思われる新製品をいくつか見てみよう(後日、日本ラインに乗った製品もあります!)。


Lone mountain 3-in-1 jkt 379ドル

lone mountain 3-in-1 jkt 27840.jpg


去年のローンマウンテンパーカ(日本未発売)に続いて、ローンの派生製品。

379ドルというのは今年の新製品メープルグローブダウンパーカのアメリカ価格と同じ。とすると日本で発売されるとすれば41,800円か。
いや、メープルグローブダウンパーカは日本での価格設定が安すぎるので同じには考えられないか。同製品は米国価格379ドルに対し日本価格41,800円。例えば、米国価格249ドルのタフパフフーディーが日本では42,900円であることをみると、メープルグローブダウンの日本での価格設定は極めて割安である。
349ドルのフィッツロイダウンジャケットが49,500円であることからすると、ローンマウンテン3-in-1の想定日本価格は5万円ちょっとくらいか。


これは去年(2018年)製造がなかったが、今年復活のインサレーテッドパウダーボウル。
新製品とは言いがたいが、日本未発売で気になったので。
価格は479ドルとわりと高い。
(日本未発売)
insulated powderbowl 31443.jpg


一昨年までは胸のポケットのジッパーが斜めだったが、まっすぐに変更になり、型番号も変わった。
なぜか日本ではインサレーテッド版のパウダーボウルは2016年を最後に発売されなくなってしまっている。

次はわりと面白いこれ
snap front retroX fleece jkt 22860_PLCN.jpg

スナップフロントレトロXフリースジャケット 169ドル

日本のみで大人気のレトロXの派生製品なのになぜか日本のラインには乗らないらしい(後日乗った。24,750円)。
なかなかかわいい感じなのに。

これもレトロXの派生製品なのに日本未発売(これも後日乗った。23,100円)。
shelled retro X fleece PO 22880_FGE.jpg

シェルドレトロX PO 159ドル

 これはシェルドシンチラスナップTフーディーの後継かな。
 このあたりも日本で売ってみればいいと思うが。


インサレーテッドクアンダリー 299ドル
(日本未発売)
insulated quandary 27630_NENA.jpg


今年(2019年)の新製品クアンダリージャケット(199ドル)の中綿入り版。
クアンダリージャケットは日本のラインナップに乗っている(27,500円)が,これは乗っていない。
まあ、可も不可もなしのイメージ。

遅れてきたのはこれ。
hi pile fleece down 26755.jpg

リサイクルドハイパイルフリースダウン(日本未発売) 279ドル

今年はずいぶん日本未発売が多い印象である。












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