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リキッドスカイ 2000年製 mushroom [ハードシェル(00以降)]

 リキッドスカイを取り上げるのは3度目

 1つ目は2003年製エバーグレード
 2つ目は2000年製クラシックネイビー


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2000年製リキッドスカイジャケット mushroom


 リキッドスカイはストームジャケットと似ているが、カラー展開が異なる。

 これは数あるリキッドスカイの色の中で、もっとも渋く、かっこいいものと思っている。サファリカーにこのまま乗ってもなんら違和感がないようなワイルドな土色である。

 ストームジャケットだとネイビーとか青とか基本的な色が中心となるので、リキッドスカイのこの色合いは貴重と思う。

 多数あるジャケットの中で気に入っているものの1つである。

 リキッドスカイはゴアテックス採用の点といい、49,000円という価格設定といい、ストームジャケットの上級製品なのであるが、パタゴニア好きの人を除いては両者の区別がつく人は少ないと思われる。

 知る人ぞ知る名品ということができよう。

 ストームとリキッドスカイ。近時の製品ではこのようなかっこいい4ポケットの製品がなくなってしまっており、さびしく思うところである。
 


















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パウスレイヤー Powslayer 2012 [ハードシェル(00以降)]

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2012年製パウスレイヤージャケット、黒

 パウスレイヤーは2012年にパタゴニアアンバサダーの夢をすべて実現したジャケットとして、プリモダウンを30ドル上回る679ドルという歴代最高価格を引っ提げて登場した。

 2011年に鳴り物入りで再登場を果たしたかの「スーパーアルパイン」をたった一年で踏み越える形で登場したので最初は少々驚いた。 パタゴニアはしばらくスーパーアルパインの天下を続かせるのかと思っていたのだが。


 セールスポイントは、ゴアテックスプロシェルを用いた3層構造の完全防水であるうえ、604グラムと軽いということか。
 スノーボードにも用いられるもので裾が長い。

 あのストレッチエレメントの裾を長くして、ゴアテックスにし、ごっつくしたようなイメージである。

 フロントジッパーはワニの歯を左右から噛み合わせたような感じで一つ一つの歯がでかい。上げ下げをすると「ゴゴッ」と重い音がする。 他の製品とは異なる高級感のある止水ジッパーである。

 腰ポケットはサイドエントリー可能で、ハンドウォーマーになる仕組みとなっている。しかし、腰のポケットフラップがなんとなくかっこ悪い。

 腕にパタゴニアのロゴシールが貼ってあり、これはちょっとかっこいい。胸以外のところにあるパタゴニアロゴは大体かっこいいと思う。首の後ろとか、腕とか、腰の背中のほうとか。

 極めて高額な値段設定であるから一年で廃盤の可能性もあるかと思ったが、今年2013年もしっかりと販売が継続している。

 アンバサダーがいう夢のジャケットであるから、雪山では恐ろしいほどのスペックを発揮するのだろうが、街着としてはオーバースペックであり、あまり着用の機会はないであろう。


















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ストームジャケット strom jacket 2004 Black [ハードシェル(00以降)]

 ストームジャケットは6つ目。

1つ目は1990 エレクトリックブルー
2つ目は2000 黒
3つ目は1998 クラシックネイビー
4つ目は2005 ボググリーン
5つ目は1998 ハンター


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2004年ストームジャケット 黒


パタゴニアは2004年のプリモジャケットを最後にGore-texの使用を取りやめ、独自のH2NOstormを用いるようになった。2011年にスーパーアルパイン等によって復活採用するまでこれは続いた。

以前述べたが、2002年と2003年のストームジャケットはGore-texを用いていた。本製品にモデルチェンジした2004年に独自テクノロジーであるH2no(エイチツーノー)へ回帰したものである。

2004年版は質感が2001年までのものに戻ったような感じで気に入っている。

2004年ストームはサイズが大きめにできている。ほかの年度のストームよりも1サイズくらい小さめを選ぶといい。

黒のストームジャケットは裏地も黒の年度のものが割と人気があるようだが、2004年物のトリムはかなり格好いい。
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ストーム2004
















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インファーノ 2004年製 黒 infurno [ハードシェル(00以降)]

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2004年製インファーノジャケット 黒



 パタゴニアではたまに裏にフリースが施された製品がラインナップする。

 古くはシェルドシンチラ、一番人気がこのインファーノ、地味ながら人気のあるストレッチバウンダリー、ミックスマスター、現行商品ではイスマスパーカーあたりがこれに該当する。
 
 いずれも人気がある。

 さて、このインファーノはそこそこ寒い時に便利である。インナーがやや薄着でもインファーノがフリースとアウターの双方の役割を果たして、保温性を与えてくれるからである。

 もっとも、コーデュロイシャツの上に着ようとすると恐ろしく着にくいので、それはだめだ。
 
 薄いインナーとインファーノでは寒いという時にはなかなか使いにくいことになる。すなわち、腕の内部にまでフリースラインが施されているため、フリースの上に着こむこともなかなか難しいのである。

 このように用途が限定された一品ではあるが、私はかなり気に入っている。


















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Six Chuter 2004  [ハードシェル(00以降)]

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 2004年製シックスシュータージャケット

 
 シックスシューターはパタゴニアが誇る2004年の最高価格製品(66,150円)であり、古き良きアルパインシェルの伝統を引き継いだ最後の製品である。

 周知のとおり、パタゴニアは1993年から2002年までアルパインシェルの伝説的製品を3代にわたって送り出した。旧型スーパーアルパイン、トーレ、及びアイスナインの3製品である。

 これらは3製品とも製造販売された初年度から全パタゴニアジャケットの中で最高峰を誇っていた。

 そして2003年にはめぼしい製品は製造されず、2004年にパタゴニアアンバサダーの要望によって鳴り物入りで初登場し、最高価格製品の地位についたのがこのシックスシューターであった。
 
 7年後の2011年に登場した新型スーパーアルパインは「現代の鎧」と称されていたが、この称号にふさわしい最初の製品がこのシックスシューターだと思う。

 まさに鎧をまとったようなバリバリのハードシェルの着用感であり、どれほどの豪雪に見舞われようが、身体をドライにキープしてくれるだろう絶対の防御感を誇る製品である。

 往年のスーパーアルパイン、トーレに負けずとも劣らない究極のスペックを持ち合わせた3層構造のハイエンドアルパインシェルであったといえる。

 新型スーパーアルパインはここまでハードではないが、少し着用感が少し似ている。
 その意味ではシックスシューターは旧型スーパーアルパインを含む3製品の伝統を引き継ぎ、新型スーパーアルパインへの橋渡しをした製品としてパタゴニアの歴史上に位置づけることが可能と思っている。

 
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 シックスシューター。 本格派向けの名品。






















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マイクロバースト 2009 microburst black [ハードシェル(00以降)]

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2009年製マイクロバーストジャケット 色は黒。


 名古屋では桜が見ごろを迎えた。少し東京よりも早いであろう。

 2014年の桜を楽しみましょう。


 さて、本製品は知る人ぞ知る2代目マイクロバーストジャケットである。
 
 初代マイクロバーストは2002年、2003年に製造された。6年ぶりに復活製造されたのが本製品。
 なぜか単年製造で終わったのであるが、とてもかっこよく、名品と思う。

 3層構造のハイスペックジャケットなのだが、とてもしなやか。
 パタゴニアのハードシェルは袖をつかんで腕を回すとバリバリするするものが多いが(そして私はそういう製品の方が好きなのであるが)、これはそういう感じがない。とても柔らかい。
 かといって、3層構造のジャケットであるから、防水性、透湿性のレベルは最上級。

 そして、何といっても、かっこいいと思う。
 通常のパタゴニアジャケットよりも少し丈が短い。旧型スーパーセルくらいの感じ。
 そして、若干ドロップテイルになっているのだが、その感じもとてもいい。

 家族以外と旅行など行くときにも用いることができる一般受けする貴重なジャケットだ。

 
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旧型スーパーセル 2003年製 チタニウム [ハードシェル(00以降)]

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2003年春製スーパーセルジャケット。色はチタニウム。

スーパーセルはふたつ目。2004年製ディープブルーはこちら



2003年製以前のスーパーセルは裏地に模様がない。2004年以降の物は少し模様が入っている。
ごく薄い緑色のこの裏地が私はとても気に入っている。
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写真では色がほとんど分からないが白ではなく、薄緑である。

新型トレントシェルの工夫のない白裏地とは異なる。

パタゴニアにしては珍しい銀色のシェルである。この色については好き嫌いが分かれるところだろう。

私は変わっていて結構好きなほうだ。

しかし、ぼやっとした印象になる色なので、同じくぼやっとしたベージュのチノパンに合わせたりするとしまりのない格好になりそうであり、下を選ぶ一品であるということができよう。

スーパーセルは2011年に復活したが、旧型もなかなかのものであったと思う。
















ストームジャケット 2001 cerulean [ハードシェル(00以降)]

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ストームジャケット2001年製 色はcerulean(セルリアン)


本ブログにて頻繁に登場する最もかっこよかった時代のストームジャケット。

胸と腰にふたつずつポケットが付いている。

同じ青でもパタゴニア製品では年によってだいぶ雰囲気が違うのだが、これはけっこう明るい青で鮮やかな印象2000年のパシフィックブルーは若干くすんだ印象の青なので印象はだいぶ違う。

 もっともこの写真では暗すぎて色の印象までは示すことができない。

 私はこっちのほうが気に入っている。

 96年~05年までのストームジャケットはたくさん持っていていくつあるのかすら正確には把握していないが、これはかなりいい色で気に入っている一品である。














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スーパーアルパイン 2011 mango [ハードシェル(00以降)]

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2011年秋製 スーパーアルパイン 色はマンゴー


 2011年秋は衝撃であった。
 パタゴニアの宝である「スーパーアルパイン」が復活製造されるという驚き。

 実はその年の春頃から、パタゴニアは2004年以来採用を見合わせていたGore-texテクノロジーを復活採用することが発表されていたのだが、その第一弾として「スーパーアルパイン」をもってきたのである。同時にスーパープルマ、トリオレットも復活させた。

 スーパープルマについては2005年、2006年に「スーパープルマⅡ」という製品で一度復活していたたためさほどの驚きはなかったし、トリオレットはもともと地味な製品だったのであまり感慨は生じない。

 しかし、あの伝説のジャケット、パタゴニア人気の土台を作ったといっても過言ではないスーパーアルパインを復活させるとは思わなかった。賭けだと思った。それだけ力を入れているということだろう。

 実際、あまり広告を打たないパタゴニアがいろいろな雑誌でこのスーパーアルパイン、しかも伝統色マンゴーの写真を載せて最高製品の誕生を高らかに謳いあげていた。

 その別名は「現代の鎧」。

 しなやかで軽量なのに防水性透湿性は史上最高レベル。袖口には絶対に水をジャケット内に侵入させないとばかりにガスケットドライカフの防御が施されている。

 「最悪のコンディション下に長時間さらされる場合のプロテクションを提供する」とされており、案外、遭難時などに命を落とすかどうかの瀬戸際で生死の境となるのがこういったハイエンドのアウターシェルの着用の有無だったりすることもあるのかもしれない。

 私は山のことはよく分からないが、万一を考え、万全のギアで臨むに越したことはないのであろう。

 
























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スペクタージャケット 2004 specter [ハードシェル(00以降)]

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スペクタージャケット

 スペクタージャケットは超軽量のハードシェルジャケット。
 その重量はわずか213グラム。
 フーディニのようにポケットに突っ込むまではできないがかなり小さくして持つことができる。
 しかも、フーディニと異なり完全防水。ジッパーも止水タイプ。バリバリのハードシェルで大雨でも水がしみこむことはない。

 サイズはやや小さめにできている。下にフリースを着こむような用法は予定されていないのだろう。薄手のインナーが望ましい。

 4万円以上する高級品なのに袖口がゴムになっており、ベルクロストラップによる調節ができないのが不満。

 しかし、なんとなく軽く使える一品で重宝している。手放せない一品。

 フーディニもそうだが、薄手の小さくなるジャケットというのは何かと利用しやすい。




specter b2.jpg
















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