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スーパーセルジャケット Super cell jacket 2004 deep blue [ハードシェル(00以降)]

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                 2004年製スーパーセルジャケット 色はディープブルー
 
 スーパーセルはかなり格好いいジャケット。
 
 ストームジャケットの簡易版と言った印象。ストームよりもやや着丈が短く、ちょうどいい感じで足が長く見える。
 
 ストームは裏地にメッシュが付いているが、これは裏地無し。その分、レイヤリングが容易。
 
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             濡れた手袋を乾かすことのできるメッシュポケット付き。
 
 
 下にフリースを着込めば真冬でも何とかしのげる。
 
 ポケットはベンチレーションを兼ねている。
 
 最近は中古市場でもめっきり目にすることがなくなったが、紛れもない名品である。
 
 
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                    暴風雨に耐えるスーパーセル。
 

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新スーパーアルパインを買った。 [ハードシェル(00以降)]

 明けましておめでとうございます。 
 今年もよろしくお願いします。

 2012年最初の記事はこれでいきます。

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2011年製スーパーアルパイン、色はラグーン。


私は以前、新型スーパーアルパインのスタイルが発表された際、「このような無機質なものに大切なスーパーアルパインの名前を使わないでほしかった」などと述べたのだが、結局、いち早くこれを買ってしまった。

色はラグーン。この青はさわやかでいい。去年のBali Blue よりもいいと思う。グレーもいいが、こっちのほうがかっこいいと思う。

スーパープルマも視野に入れていたのだが、好色がなかったし、やはりせっかくならハイエンドを入手してみたかったということでこれにしてみた。

 印象としては、とてつもなく軽く、しなやかなのに、ホースで水をかけられてもびくともしないような、これぞハードシェルといった防御感を備えた感じ。
 2004年のシックスシューターの防御感と、去年までのストレッチエレメントのしなやかさが合わさったような着用感である(といってもほとんどの人はイメージできないと思うが)。

 袖口には雨雪の侵入防止のカフが付いている。
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このカフはクライミングアンバサダーの要望で採用されたものらしい。テクニカルウェアを山で使用している時には手袋もはめていると思われるので、このようなものは基本的にはいらないのだろうが、極限状況で水が侵入しようとしてきた際の最後の砦として機能するものだろう。

極限以外の条件の場合には、逆に群れる様な気もするが、どうだろうか。















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フラックスジャケット 2001年製 gull gray [ハードシェル(00以降)]

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2001年製フラックスジャケット 色はガルグレー

 知る人ぞ知るパタゴニア黄金期の名品、フラックス。

 スキー、スノーボード用のジャケットとして、2000年、2001年のみ製造された。イーサージャケットと同時に発売され、同時に廃盤化した。イーサーは極めてテクニカルなものであったが、こちらは普段使いも十分可能な万能型である。

 控えめな感じで、ジーンズにもチノパンにも割と合うので重宝するジャケットだ。

 メッシュの裏地が付いているので、前回のストレッチクルーシェルよりも保温性が高く、丈夫である。見た目の感じやスタイルが割と似ていてやや寒めの時にはこっちを用いたりしている。

 当時なかなか買えなかった希少な名作である。

 
 当時の製品のみに施された珍しいサーフタグがつけられている。襟の後ろにもタグが付いている。
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 フリースジャケットをジップインして使用することもできる。














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サンダーシェル thunder shell jacket 2004 cavern blue [ハードシェル(00以降)]

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 2004年製サンダーシェルジャケット 色はカバーンブルー。

 見た感じすっきりした印象なので、普段着に使える他、スーツの上に羽織れるかと思って、昔のオールタイムシェルのようなイメージで買ったが、着てみるとまったく見栄えがしない。
 特にスーツの上に着ると、現場の作業員のような印象になってしまう。  

 使うならジーンズと合わせる普段着としての方がいいだろうが、「すっきり」というより、「のっぺり」していて面白みがない。
 もしかすると去年のトレス3-in-1 や今年のベン3-in-1もこんな感じなのだろうか。だとすると要注意だ。

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 裏地は美しい青。


 ポケットがたくさんあるようなパタゴニアの典型的なシェルよりも、高性能で地味めな防寒着兼雨着が欲しいという人には向いているであろう。

 ちなみに、2004年製のInsulator jacket という防風性ナイロンジャケットをジップインして着用することができる。もっとも、今となっては2004年製インサレータージャケットを手に入れるのは難しいか。













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レインシャドージャケット  2006 ocean blue [ハードシェル(00以降)]

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2006年春製レインシャドージャケット 色はオーシャンブルー。
本ブログにて最も登場回数が多いジャケットである。

新型トレントシェルジャケットが登場する前の普及型製品。

2005年ころ、パタゴニア伝統の人気の貼り付けタグが絶滅しかけたときがあったが、このジャケットが砦を守った。

最近はレギュレーターフリースあたりも貼り付けタグに戻ってきているが、このジャケットは一貫して貼り付けタグを用いている。

とてもやわらかい着心地で、内側はつるっとしている。 レイヤリングが容易である。

あまり軽くないが、その分生地がしっかりしていて頼りがいがある。防水も十分で以前、記事にしたようにトレントシェルよりも透湿性が高いので山に着ていく人も多いようだ。

止水ジッパーになっているのでフロントジッパーが若干上げにくく、時折噛む。 ただし、同年製のスーパープルマⅡあたりはもっと上げにくいし、噛む。 レインシャドーは許せる範囲と思う。

わきの下のベンチレーションがハンドウォーマーポケットと別になっているのでポケットが使いやすい。
一体型のジャケットがいくつかあるが、ベンチレーションを開けているときにはポケットの上部が空いている格好となり飛び出さないか不安がある。これは大丈夫。

ということで、コストパフォーマンスのいいジャケットである。 

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イーサージャケット ether jacket 2000 black [ハードシェル(00以降)]

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2001年秋製イーサージャケット。色は黒



  なかなか格好いいジャケットである。

  イーサーは当時パタゴニア製品で唯一ゴアテックスパックライトを使用したハイスペックなジャケット。
 裏地のドットマトリックスも独特の雰囲気を出していて格好いい。

  しかし、着用してみると自分にはあまり決まらなかった。裾のドローコードを最大に緩めてもややつぼまった印象であってなんとなく格好良くいかない。

  ベンチレーションとポケットが兼ねてあるのもあまり好きではないし、フロントの止水ジッパーもやや重い。
  
  というわけで自分はあまり着ないが、これを格好良く着ている人を多く見たことがあるので、一般の人には格好いいのだろう。

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 イーサージャケット。





















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ストームジャケット 2005 bog green [ハードシェル(00以降)]

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2005年製ストームジャケット、色はボググリーン。


 1996年から2005年までストームジャケットは4つの斜めポケットをもった独特のスタイルをもっていた。
 
 その10年を細かくみると、以下のように分かれる。

 ①1996年~2001年期 完成型ストーム時代
  
   最もストームジャケットが格好良かったといわれるスタイル。
   私もこのスタイルが一番気に入っている。惚れ込んでいると言ってもいい。


 ②2002年、2003年期 ゴアストーム時代

   ストームがゴアテックステクノロジーを用いた期間。意外に黒以外は人気がない。
   スタイルは完成型と同様であるが、H2Noに比べ、何となく質感が悪くなった印象。


 ③2004年期 モデルチェンジ版

   4つポケットスタイルを保ちながら、長らく続いた完成型スタイルをチェンジしたもの。

   質感がいい。完成型に戻った感じ。


 ④2005年期 4ポケット最終版(本製品)
  
   2004年版よりもソフトな質感。
   若干細身で格好いい。フロント部が止水ジッパーとなって機能性が高い。値段も一番高かったように記憶している。

   この年度をもって4ポケットストームジャケットは消滅した。
 

   なお、ストームは2006年、2007年は製造されず、2008年から2つポケットの特徴のない製品となって復活した。その後今まで製造が続く。2012年版はモデルチェンジし、旧スーパープルマのような大きな二つの斜め胸ポケットに変わっている。
 
 パタゴニアファンならば、現行型ではなく、是非4ポケット時代のものから選んで欲しい。

 もちろん一番のおすすめは①完成型だ。

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ストーム。


























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スプレーマスター 2006年製 osean blue [ハードシェル(00以降)]

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 2006年秋製スプレーマスター。色はオーシャンブルー


 スプレーマスターはTシャツやシャツの上に軽く羽織りやすいとても便利な軽量ジャケット。

 パタゴニアのシェルジャケットはしっかりしたものが多く、春先の三寒四温の時期には暑すぎるのがほとんどなのだが、これはそんな時期にちょうどよくてとても重宝している。

 フーディニじゃあ寒い、という頃にちょうどいい。

 見た感じのスタイルは同じころに製造されていた軽量ジャケットのスペクタージャケットとそっくりである。腕下、腋の下、およびサイドが黒くなっている点、袖口がゴムでベルクロがない点、ロゴマークのシールの様子、背中の真ん中にもロゴシールが貼ってある点など、似通っており、遠目ではその区別は難しい
 しかし、その着用感、質感は全く異なる。スペクターが剛であり、スプレーマスターは柔である。前者はバリバリしたハードシェル、後者はソフトシェルばりにしなやかな素材のハードシェルである。

 どちらも甲乙つけがたい名品であるが、薄着の上に軽く羽織るにはやはりしなやかなこれのほうがいい。

 玄人筋の人気の高い製品であった。
 
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もうすぐ発売開始 encapcil down belay parka [ハードシェル(00以降)]


 今年の春に鳴り物入りで発売された限定製品、エンカプシルダウンビレイパーカが2013年秋冬物でも登場する。

 9月1日発売開始とのこと。あと30分くらいすればウェブで買えるのだろうか。

色は春と同じ赤のみ。
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 昔のダスのように毎年一色構成で色を変えていったほうが希少性が出ていいと思うのだが、そういうことはしないようだ。

 春に買い損ねた人はチャンスですね。 






















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スーパーアルパインとスーパープルマの違いは何か? [ハードシェル(00以降)]

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2011年製スーパーアルパイン ラグーン


スーパーアルパインとスーパープルマはいずれも2011年秋冬に復活製造されたハードシェル製品で、いずれも3層構造のゴアテックスプロシェルを採用している。

しかし、その価格はSAが73,500円、SPが67,200円と6300円の差がある(2012年まではSPが65100円だったため8100円の差があった)。

その値段の差は何か。

重量を見るとSAが516グラム、SPが428グラムであり、SPのほうが約100グラム軽く作られている。
これは使用しているゴアテックスの厚さの違いによる。SAは3.8オンス・40デニールのゴアテックスナイロンを使用しているのに対して、SPは3.2オンス・40デニールのものを使用している。
オンスとは重さの単位で、この数字が大きくなれば生地は厚く、重くなる。

その違いが両者の生地の質感の違いに現れている。

SAはトーレとか旧型スーパーアルパインといった往年の名作のようにばりばりした心地よい硬さがある。

SPはよりソフトな感じ。

極めてハイエンドなレベルでの比較であるが、SAのほうが丈夫に作られているといえる。
また、SAのほうがより立体構造が細かいらしい。
分かりやすいところでは、SAは袖口にガスケットドライカフと呼ばれる雪、水の侵入防止手段が講じられており、最悪の天候にも耐えうる構造となっている。

いずれも極めて微妙な違いと思われる。

ちなみに首周りの感じがSPのほうがかっこいいと思う。


もっとも、いずれも旧型SA,SPの存在感を超えることはできそうにない。

























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