ゴアテックス~2層構造、3層構造、2.5層構造の違い~ [全 般]
プロシェル、パフォーマンスシェルの話はこちら
飛行機から見た富士山 (6つ前の「約1年経過メモ」の写真と同じ時にアップにして撮影したもの。本文とは関係ありません。)
ゴアテックス製品には2層構造、3層構造、2.5層構造の3種類がある。
これは、ゴアテックスメンブレンに生地をどう貼り付けるかによる違いだ。
ゴアテックスメンブレンとはゴアテックス社が製造する、水蒸気は通すが水は通さない防水透湿性素材のことをいう。つまり、気化した汗を外部に逃し、雨水は内部に入れない素材ということである。このメンブレンを内側に用いた製品をゴアテックス製品と呼ぶ。
3層構造は表、裏に生地を貼って一枚のシェルとする。裏地にも生地が貼られるのでメンブレンがしっかりと保護されることになり、いわゆる剥離が起こりにくく、丈夫になる。
2層構造は表の素材にゴアテックスメンブレンを貼り合わせただけで、裏には保護の生地は貼られていない。その代わりに直接肌に触れないように裏地にメッシュや保温材を施してあったりする。例えばピオレットにはメッシュが、プリモには保温材が施してある。3層構造に比べると剥離が起こりやすい。
2.5層構造は裏地のむき出しメンブレンにドット加工の保護が施されている。イーサージャケットはこのドットが裏地にそのまま見えていた。2.5層というので2層よりも保護度合いが強そうであるが、実際には2層構造のものにもメッシュ等が施して保護がなされているので、2.5層の方が弱いことが多いらしい。
但し、2.5層構造は裏地がないので軽量化を実現できる。
新型スーパーセルやアップドラフトはパックライトとのことであるから、イーサーと同じ2.5層構造と思っていたが、オンラインカタログをみると2層構造とされている。
スーパーセルやアップドラフトの裏地は一見すると3層構造のスーパープルマの裏地と変わらないのだが、実際には異なるので注意を要する。
飛行機から見た富士山 (6つ前の「約1年経過メモ」の写真と同じ時にアップにして撮影したもの。本文とは関係ありません。)
ゴアテックス製品には2層構造、3層構造、2.5層構造の3種類がある。
これは、ゴアテックスメンブレンに生地をどう貼り付けるかによる違いだ。
ゴアテックスメンブレンとはゴアテックス社が製造する、水蒸気は通すが水は通さない防水透湿性素材のことをいう。つまり、気化した汗を外部に逃し、雨水は内部に入れない素材ということである。このメンブレンを内側に用いた製品をゴアテックス製品と呼ぶ。
3層構造は表、裏に生地を貼って一枚のシェルとする。裏地にも生地が貼られるのでメンブレンがしっかりと保護されることになり、いわゆる剥離が起こりにくく、丈夫になる。
2層構造は表の素材にゴアテックスメンブレンを貼り合わせただけで、裏には保護の生地は貼られていない。その代わりに直接肌に触れないように裏地にメッシュや保温材を施してあったりする。例えばピオレットにはメッシュが、プリモには保温材が施してある。3層構造に比べると剥離が起こりやすい。
2.5層構造は裏地のむき出しメンブレンにドット加工の保護が施されている。イーサージャケットはこのドットが裏地にそのまま見えていた。2.5層というので2層よりも保護度合いが強そうであるが、実際には2層構造のものにもメッシュ等が施して保護がなされているので、2.5層の方が弱いことが多いらしい。
但し、2.5層構造は裏地がないので軽量化を実現できる。
新型スーパーセルやアップドラフトはパックライトとのことであるから、イーサーと同じ2.5層構造と思っていたが、オンラインカタログをみると2層構造とされている。
スーパーセルやアップドラフトの裏地は一見すると3層構造のスーパープルマの裏地と変わらないのだが、実際には異なるので注意を要する。