2012年秋冬物新作 part.2 [新製品発表]
2012年秋冬物にいくつか興味深い新製品が登場していた。
一番はこれ
クラシックレトロXカーディガン
名称からしてレトロカーディガンの復活か、と一瞬思った。スタイルも2000年~2005年までの人気モデルが発売される前の暗黒時代のものに似ている。
しかし、中身を見ると暴風ジャケットとのことであり、レトロカーディガンとは本質的に異なる。レトロカーディガンといえば温かそうで風を通しまくるところに特徴があった。
そうすると、レトロXとの違いは何なのだろう。
次は、スナップTフーディー
パタゴニアの定番、スナップTに初めてフーディーが登場した。
最近のパタゴニアの製品にはジャケットとフーディーが別製品となっているものが多いが、遂にその流れがスナップTにまで及んできたということだろう。
私はスナップTは単体としてではなく、シェルのインナーとして使用することのほうが多いので、フードは邪魔だと思うが、どうだろうか。
3つ目は復活製品、シェルドシンチラ。
昔ながらのスタイルのまま、激安となって再登場。
2007年の最終モデルは27825円であった。それが18900円になっている。8000円くらい安くなった。
ちなみに2007年の米国価格は160ドル、2012年モデルは129ドルであり、米国でも値崩れを起こしたことが分かる。2007年といえば米国でサブプライムローン問題が発生し、翌年のリーマンショックへと向かう年である。つまりまだアメリカ経済が元気なときの値付けである。 このころの強気の値段設定では今は難しいということだろう。
そして最後はパウ スレイヤー
ゴアテックスプロシェル採用の3層構造ジャケットの新製品のようだが、驚いたのはその値段の高さ。78,750円とスーパーアルパインを5000円も上回っている。
もっと驚いたことには、米国価格では599ドルのsuper alpine はもちろん、649ドルのPrimo Down をも上回る679ドルで、見事にTop of the line を獲得している。
着用感としては、スーパーアルパインに近いが着丈が長く、腰回りがきつい。腰の二つのポケットに物を入れるとパンパンになりそうな感じ。全体的にのっぺりしており、決してかっこよくはない。首周りもかっこよく決まらない。サイズはワンサイズ小さいものを選んだほうがいいほど大きめのつくりとなっている。
でも本当は私が驚いたのは、いまだにプリモダウンが廃盤にならずに粘っていることであった。パウダーボウルとスノーショットあたりも廃盤と思っていたのだが。
いつかも述べたとおり、パタゴニアでは秋口に売っている商品が年明けくらいにひっそりとなくなって廃盤化していることがあるのでこれらの製品も安心できないとは思うが。
増やしたぶん、減らさないと過剰製造になってしまうのでは、という疑問がある。
一番はこれ
クラシックレトロXカーディガン
名称からしてレトロカーディガンの復活か、と一瞬思った。スタイルも2000年~2005年までの人気モデルが発売される前の暗黒時代のものに似ている。
しかし、中身を見ると暴風ジャケットとのことであり、レトロカーディガンとは本質的に異なる。レトロカーディガンといえば温かそうで風を通しまくるところに特徴があった。
そうすると、レトロXとの違いは何なのだろう。
次は、スナップTフーディー
パタゴニアの定番、スナップTに初めてフーディーが登場した。
最近のパタゴニアの製品にはジャケットとフーディーが別製品となっているものが多いが、遂にその流れがスナップTにまで及んできたということだろう。
私はスナップTは単体としてではなく、シェルのインナーとして使用することのほうが多いので、フードは邪魔だと思うが、どうだろうか。
3つ目は復活製品、シェルドシンチラ。
昔ながらのスタイルのまま、激安となって再登場。
2007年の最終モデルは27825円であった。それが18900円になっている。8000円くらい安くなった。
ちなみに2007年の米国価格は160ドル、2012年モデルは129ドルであり、米国でも値崩れを起こしたことが分かる。2007年といえば米国でサブプライムローン問題が発生し、翌年のリーマンショックへと向かう年である。つまりまだアメリカ経済が元気なときの値付けである。 このころの強気の値段設定では今は難しいということだろう。
そして最後はパウ スレイヤー
ゴアテックスプロシェル採用の3層構造ジャケットの新製品のようだが、驚いたのはその値段の高さ。78,750円とスーパーアルパインを5000円も上回っている。
もっと驚いたことには、米国価格では599ドルのsuper alpine はもちろん、649ドルのPrimo Down をも上回る679ドルで、見事にTop of the line を獲得している。
着用感としては、スーパーアルパインに近いが着丈が長く、腰回りがきつい。腰の二つのポケットに物を入れるとパンパンになりそうな感じ。全体的にのっぺりしており、決してかっこよくはない。首周りもかっこよく決まらない。サイズはワンサイズ小さいものを選んだほうがいいほど大きめのつくりとなっている。
でも本当は私が驚いたのは、いまだにプリモダウンが廃盤にならずに粘っていることであった。パウダーボウルとスノーショットあたりも廃盤と思っていたのだが。
いつかも述べたとおり、パタゴニアでは秋口に売っている商品が年明けくらいにひっそりとなくなって廃盤化していることがあるのでこれらの製品も安心できないとは思うが。
増やしたぶん、減らさないと過剰製造になってしまうのでは、という疑問がある。
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