グリセード ブルズアイ Glissade bulls eye 1994 [R2 R3 R4・フリース]
1994年製リバーシブルグリセード ブルズアイ
1994年は空前のパタゴニアの当たり年だ。ダスパーカーブライトパープルを筆頭に、スーパーアルパイン、グリセードブルズアイ、アルターアイスアノラックなど、マニア垂涎の名品がいくつも生み出されている。
まだまだ一部の人にしかパタゴニアが知られていなかった時代だ。
その後にファンになった人は「94年にパタゴニアを知っていれば無理してでもたくさん買ったのに」と思うだろうが、当時からパタゴニアを好きだった者からすれば、「当時はそんなことは分からなかったよ」と言ってあげたい。
私も価格が高騰してから買ったものが多い。
さて、ブルズアイ。
ブルズアイにはそこはかとない威厳がある。存在感がある。ハンガーに掛けて眺めているだけでも満足感が得られる不思議な製品である。
しかし、私は基本的にグリセードはあまり好きではなく、この製品も例外ではない。
ブルズアイ地を表にして着ると、左右にジッパーポケットがあるようにみえるが、これが実はカンガルー式で中でつながっている。
したがって、ここに財布など入れるとお腹の真ん中でストップして、かなりお腹のたっぷりした印象となってしまう。物は入れずに使用したい。
裏返して使用すると、フリースに包まれる感じでとても暖かい。
最大の問題点は、一般人の目にはあまりかっこよく見えないという点である。
初デートででも着用しようものなら、センスを疑われる恐れが十分にある。
玄人向け、パタゴニアフリーク用の製品といえよう。
でも買っちゃったんですね?(笑)
by ちびそら (2013-11-27 17:44)
人気製品なのでファン心をそそられてつい買っちゃいました。
ファンとしては持っていても悪くないと思います。
by Gogh (2013-11-27 19:15)