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ゴアテックスの種類の違いは? ~プロシェル, パフォーマンスシェル~ [全 般]

 
 2層構造、3層構造、2.5層構造の話はこちら

super alpine b4.jpg

スーパーアルパインのゴアテックス刺繍


 2004年以前のパタゴニア製品には普通のゴアテックス、パックライト、XCRの3種類のゴアテックスがあった。Gore tex がリキッドスカイとストームジャケットに、Gore tex packlite がイーサージャケットに、Gore tex xcr がアイスナイン、プリモにそれぞれ採用されていたものだ。

 これに対して、2011年秋冬物でパタゴニア製品に復活採用されたGore-texはpro shell とperformance shell の2種類である。

 ではプロシェルとパフォーマンスシェルの違いは何か。

 Gore-Tex社の情報によれば、
Pro shell は「厳しい環境や条件に対応するため、丈夫さを追求、防水耐久性、防風性、透湿性を兼ね備えた」素材とされ、「アウトドア専門家や本格的愛好家のニーズに応えます」とされている。
 他方、Performance shell は「耐水耐久性、防風性、透湿性を兼ね備え、風雨から体を防護し、快適性を提供します。」とされ、「広範囲のアウトドア活動に適しています」とされている。

 ほとんど分からないが、丈夫で防水性が高く、よりテクニカルなものがPro shell, 丈夫さや防水性はpro shell 程ではないが、快適に着用できるのがPerformance shell といったところか。 
 
 構造上の違いはよく分からない。ゴアテックス社は素材や構成等による両者の違いの詳細を開示していない。 企業秘密である。


パタゴニア製品に採用されたゴアテックスは以下のようになっている。
 
 super alpine 3層構造の3.8オンス・40デニール・ゴアテックス・プロ・シェル・ナイロン

super pluma 3層構造の3.2オンス・40デニール・ゴアテックス・プロ・シェル・ナイロン

triolet 3層構造の4.2オンス・40デニール・ゴアテックス・パフォーマンス・シェル・ナイロン

piolet      2層構造の2.7オンス・40デニール・ゴアテックス・パフォーマンス・シェル・ナイロン

primo down 2層構造の4.3オンス・70デニール・ゴアテックス・パフォーマンス・シェル・ナイロン

powder bowl 2層構造の4.6オンス・150デニール・ゴアテックス・パフォーマンス・シェル・ナイロン

 オンスは重さの単位であるが、一般に1ヤード×28インチ(約91cm×約71cm)の時の生地の重さを表示するそうだ。この数字が大きくなれば生地は厚く、重くなる。
 他方、デニールとは、ナイロン生地を織る糸の太さの単位で、この数字が大きくなると丈夫になる。しかし、その分しなやかさが失われるということになる。

 プロシェルは3層構造にしては重さが抑えられているようだ。重さを抑えつつ耐久性が高めてあるところがプロシェルと呼ばれる所以であろう。
 






















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