プリモダウンとスーパーアルパイン [激安の理由等]
以前若干ふれたことがあるが、2011年秋冬のプリモダウンとスーパーアルパインのアメリカでの価格はいずれも599ドルで同じである。
ところが、日本価格では前者が89,250円、後者が73,500円と15000円以上の差がつけられている。
この理由は何か。
私は販売開始時のドル円為替レートの違いではないかとみている。
プリモダウンの発売は2007年1月ころだったか。
2007年1月のドル円為替レートは概ね1ドル120円程度であった。米国価格599ドル(当時から米国価格は599ドルだった)にかけると72000円程度ということになる。
その後、為替レートは2007年秋のサブプライムローン問題以降円高に振れる。
新型スーパーアルパインの登場は2011年10月ころであったが、このころには1ドル80円程度の円高になっていた。599ドルに掛けると4万8000円程度である。
パタゴニアでは2000年を過ぎたころから一度定めた価格を為替レートに応じて毎年上げ下げするということを基本的にはしていない。
そのために円安時には発売されたプリモダウンは9万円近い高値で固定されたまま現在に至り、円高時に発売されたスーパーアルパインは7万3500円にとどまったのではないかと推測している。
今プリモダウンを買うならできればアメリカで買いたいものだ。それはなかなか難しいのだが。
こうして見ると、現在の円高がパタゴニア製品の価格に与えた影響はほとんどないと以前述べたが、多少はあったようだ。
ところが、日本価格では前者が89,250円、後者が73,500円と15000円以上の差がつけられている。
この理由は何か。
私は販売開始時のドル円為替レートの違いではないかとみている。
プリモダウンの発売は2007年1月ころだったか。
2007年1月のドル円為替レートは概ね1ドル120円程度であった。米国価格599ドル(当時から米国価格は599ドルだった)にかけると72000円程度ということになる。
その後、為替レートは2007年秋のサブプライムローン問題以降円高に振れる。
新型スーパーアルパインの登場は2011年10月ころであったが、このころには1ドル80円程度の円高になっていた。599ドルに掛けると4万8000円程度である。
パタゴニアでは2000年を過ぎたころから一度定めた価格を為替レートに応じて毎年上げ下げするということを基本的にはしていない。
そのために円安時には発売されたプリモダウンは9万円近い高値で固定されたまま現在に至り、円高時に発売されたスーパーアルパインは7万3500円にとどまったのではないかと推測している。
今プリモダウンを買うならできればアメリカで買いたいものだ。それはなかなか難しいのだが。
こうして見ると、現在の円高がパタゴニア製品の価格に与えた影響はほとんどないと以前述べたが、多少はあったようだ。