SSブログ

日米価格を比較してみよう。 [激安の理由等]

foliage b1.jpg

 1999春製ストームジャケット(本文とは関係ありません)


  以前、年度ごとのパタゴニア主要製品の平均で日本価格÷米国価格を出してみたことがある。

  その結果は、最近のものでは以下のようであった。

    2007年 日本価格÷米国価格(1ドル価格) 平均153.34円
    2008年 同上                     151.01円
    2009年 同上                     148.74円
    2010年 同上                     147.15円
    2011年 同上                     141.02円

  それが今般、2012年の主要製品90点で平均を出してみたところ、一気に128.73円まで下落していた。

    2012年 同上                     128.73円


  昨年の超円高と長引く不況によって日米価格差が大分改善されてきた模様だ。

  もっとも1ドル80円を初めて割りこみ、当時の史上最高値79.75円をつけた1995年の1ドル価格を見てみると、118.24円であったので、まだこのときほど内外価格差が縮まったわけではない。

 2012年製品の割安ベスト5は以下のとおり 
 1位 SST jkt        46,200円÷449ドル=¥102.90
 2位 Piton Hybrid vest 15,750円÷149ドル=¥105.70
 3位 River Salt jkt     37,800円÷349ドル=¥108.31
 4位 Nano Puff Hybrid jkt 27,300円÷249ドル=¥109.64
 5位 Interlodge down 66,150円÷599= ¥110.43
   これらは日本で買ってもいい製品ということになる。比較的地味な製品が多い。


 他方、割高ベスト5は以下のとおり
 1位 Adze jkt        21,000円÷139ドル=¥151.08
 2位 Classic retro-X jkt 29,925円÷199ドル=¥150.38
 3位 Storm jkt 36,750円÷249ドル=¥147.59
 4位 Mixed Guide Hoody 44,100円÷299ドル=¥147.49
 5位 Wanaka down     55,650円÷379ドル=¥146.83
   これらについてはできれば、アメリカで買いたい製品といえる。クラシックレトロXとかストームとかワナカダウンとか人気のある製品が多い。強気の値付けがなされている。


 このように割高製品の1ドル価格を見るとずいぶん高いな、と思うかもしれないが、今年はまだ落ち着いているほうである。
 最近でいえば、2009年アルパインウィンドジャケットは19,425円÷100ドル=194.25円であり、実に為替レートの倍近くであった。

 為替は2012年10月ころから急激な円安になっている。常時80円割れのだったのがここに来て94円まで届いている。
 このままいくと2012年まで下落を続けた1ドル価格は2013年には上昇に向かう可能性が高い。















nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ファッション

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。