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Gore-tex 復活採用 2011秋冬新製品 [全 般]

 2011年秋冬のラインナップを見ると、以下のようにハイスペックなハードシェルの多くにゴアテックスが採用されている。

  プリモダウン      2層構造のゴアテックスパフォーマンスシェル
  スーパーアルパイン  3層構造のゴアテックスプロシェル
  プリモ          3層構造のゴアテックスパフォーマンスシェル
  スーパープルマ     3層構造のゴアテックスプロシェル
  インサレーテッドパウダーボウル 2層構造のゴアテックスパフォーマンスシェル
  トリオレット       3層構造のゴアテックスパフォーマンスシェル
  パウダーボウル    2層構造のゴアテックスパフォーマンスシェル
  ピオレット        2層構造のゴアテックスパフォーマンスシェル


 イメージ的には中の上以上の製品が概ねゴアテックスになった感じだ。 実は今年の1月に2011秋冬物からパタゴニアがゴアテックスを採用する旨が発表されていた。

 パタゴニアは2000年前後は積極的にゴアテックスを用いていたのだが、その後、独自のH2no に切り替え始め、2004年のプリモジャケットを最後にゴアテックス製品は消滅していた。
 使わなくなった理由は、ゴアテックス素材を作る際に発生する環境問題があり、環境企業パタゴニアとしては使用を差し控えたというものを何かで読んだ気がするが、実際にはどうだったのだろうか。今般、再採用したのはその問題が解決したからなのだろうか。
 
 よく分からない。

 いずれにしても防水性/透湿性の究極を追求すればH2noよりもGore-tex であるために再採用に至ったことは間違いがない。
 

 ちなみに、H2no仕様のハイスペックジャケット、M10ジャケットはH2noのまま取り残されてしまった。どうなってしまうのだろうか。人気の下落は避けられないか。

 もっとも、パタゴニアの歴代製品を見ても、ゴアテックス仕様のものが特に人気があるわけではない。定番のストームジャケットは2002年、2003年がゴアテックス仕様であったが、他の年度と比べて人気があるのは黒だけであり、その他は変わりがない。H2noのストームジャケットとGore-tex のリキッドスカイを比べても特に後者の方が人気が高いということはなかった。
 とすると、ゴアテックスではないM10も特にこれまでと変わりはないということになるのだろうか。注目してみたい。

 
 
new super alpine b3.jpg

 スーパーアルパイン グレー (パタゴニアウェブサイトより)
 今年のSAのカラーリングには黒がないようだ。黒に一番近いのはこれ。人気が出るか。
 

 なお、アメリカではSuper alpineは599ドルでPrimo down と並んでトップオブザラインを獲得したようである。
 少し嬉しい。
 日本価格は割安ということになる。

























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